この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

イシス編集学校は、世界でたった一つの「方法」の学校です。
その方法を学ぶために入門した動機は実にさまざま。
生成AIの登場で思考力を鍛える必要性を感じたから。
「考えること」の頭の使い方そのものを学べると思ったから。
生きることを楽しくしたいから。
多角的に物事を捉えることに関心があるから。
友人の話を聞いて、おもしろそうだったから。
思考の衣替えをしてみたいから。
調べ物をするといつも千夜千冊に着いたから。
職場にイシスの師範代がいて、お話しにワクワクしたから。
固定観念に縛られない柔軟な思考、発想力を身に着けたいから。
新しいものの見方や考え方を習得したいから。
思考の速度をあげたいから。
言葉の扱いがなんとも素敵であこがれている方が師範代だったから。
編集工学がみなさんの期待にこたえます!
編集稽古に興味が湧いた方、そういう方が身近にいる方、
2025年春[守]講座の学校説明会にご参加ください。
毎月オンラインで開催します。
ぜひお気軽にご参加ください!!
イシス編集学校 学校説明会
| ・イシス編集学校でまなべること
| ・編集稽古、教室でのまなびのしくみ
| ・Q&Aタイム
■費用:無料
■会場:オンライン(開催前にZoomアドレスをご案内します)
■人数:限定15名様まで
■内容:イシス編集学校で学べる内容をわかりやすくご説明します。
イシス独自の「編集稽古」を、実際の画面も見ながら、
ワークショップ形式で体験していただけます。
個別での細かなご相談もおうかがいしますので、
安心してご参加ください。
■日時・申込リンク
2024年12月13日(金)19:30-21:00
2024年12月21日(土)14:00-15:30
2025年1月14日(火)19:30-21:00
2025年1月28日(火)19:30-21:00
2025年2月13日(木)19:30-21:00
2025年2月23日(日/祝)14:00-15:30
2025年3月11日(火)19:30-21:00
2025年3月23日(日)14:00-15:30
2025年4月12日(土)14:00-15:30
2025年4月25日(金)19:30-21:00
2025年4月30日(水)19:30-21:00
八田英子
編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。
【参加者募集】常識破りのお茶×読書×編集体験!5/17(土) 「本楼共茶会」ライチ茶篇を開催します
5月17日(土)、松岡正剛プロデュースのブックサロンスペース「本楼」にて、お茶×読書×編集で参加者のみなさまを意外な世界へお連れする「本楼共茶会」(ほんろうともちゃかい)を開催します。5度目となる今回は「ライチ茶」を入口 […]
イシス編集学校は、世界でたった1つの「方法」の学校です。 学校だけど、普通の学校ではない。 e-ラーニングだけど、普通のe-ラーニングではない。 オンライン学校説明会では、イシス編集学校での 編集稽古を簡単なワークで体験 […]
イシス編集学校は、世界でたった1つの「方法」の学校です。 どんな料理にも、スポーツにも、思考にも「型」があります。 「型」が分かるとカタヤブリができるけれど、 「型」が分からなければカタナシになってしまう。 […]
【オンライン・無料】2月23日(日・祝)に学校説明会開催します
イシス編集学校は、世界でたった1つの「方法」の学校です。 どんな料理にも、スポーツにも、基本の動作や型があり、 思考にも「型」があります。 「型」を学び、ありとあらゆる物事を編集的に捉えることが できると、 […]
【オンライン・無料】2月13日(木)夜の学校説明会開催します
どんな料理にも、スポーツにも、基本の動作や型があり、 思考にも「型」があります。 それを学ぶのが、イシス編集学校「方法」の学校です。 入門前にはネットで学ぶことに不安がありますよね。 -どのようなお題が出 […]
コメント
1~3件/3件
2025-06-10
この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。
2025-06-10
藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。
2025-06-06
音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。