編集部selection:今月の推しキジ、発表! [2022年10月]

2022/10/17(月)09:00
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推しキジ2022年10月カバー

毎月公開されるEdist記事は30本以上! Edist 編集部メンバーひとりひとりが厳選した、見逃せない今月の推しキジを発表です!

 

遊刊エディスト編集部 吉村堅樹 林頭, 金宗代 代将, 川野貴志 師範, 後藤由加里 師範, 上杉公志 師範代, 梅澤奈央 師範、松原朋子 師範代

 

    • 1金 副編集長’s 推しキジ!
    •      ─ 多読力でPick!

 

⦿【太田出版×多読ジム】阿部洋一インタビュー01 「それチン大賞」篇
⦿【太田出版×多読ジム】阿部洋一インタビュー02 マンガのスコア篇

⦿【多読ジム×春秋社】北斎も摩多羅神もベートーヴェンも 出版コラボ企画「エディストチャレンジ」


ホリエさんと吉村林頭と金が漫画家・阿部洋一先生にインタビューしました。インタビュー01「それチン大賞」篇のメインテーマは、記念すべきコラボ企画第一弾のアワード、「それチン」大賞の発表です。見事、大賞に輝いたのは、石黒好美さんの「それはただの日本のチンコ」。「すごいびっくりしました」と阿部先生が激賞したその理由とは? 後半、インタビューが進行するにつれ、さらに”たくさんの「それチン」像”が浮上してきます。林頭が編集術の「コップの言い換え」や「ないもの」によって、「それチン」を読み解き、一方、インタビュー02では、ホリエさんが本物の漫画家さんを前にして、「マンガのスコア」という方法を、インタビューを通じて野心的に実践します。そこで話の矛先が「ペン」の話に向かうのは不可避であった…。阿部先生は筆ペン? つけペン? ボールペン? そんなことどーでもいいとか言って匙を投げる人はおしりペンペンだゾ!
太田出版、工作舎に続く、コラボ企画第三弾は春秋社×多読ジムです!── 金宗代

マツコ
マツコ
実際に漫画家さんにインタビューできたことが大きいですよね〜。アワードもいただきました。先日、推しメンシリーズで佐藤裕子師範代をインタビューしていたのですよ。その時に、阿部洋一さんがご自分のエピソードに触れていらっしゃって光栄でびっくりなさったとか。そうそう、ペンといえば、最近、ホリエ画伯がデジタルで書いてみようとワコムのペンを買ったけど、うーん!!!どうやるの?というつぶやきがあって、余談ですが、マツコはその行く末が気になっています。ホリエ画伯のTwitterも、おもしろいので、みなさまどうぞ探してみてください。 ということで、次回のコラボも楽しみですね♪

 

マツコ’s plus One!? 

おしりぺんぺんされる前に、これらを予習したいところ。

 

⦿【太田出版×多読ジム】お盆だよ! それチンDONDEN祭(前夜祭)〜

 【太田出版×多読ジム】この「それチン」がすごい! 引用ランキングBEST5(おまけ)13連発


★阿部洋一さんのTwitterはこちら★

 

2  後藤’s 推しキジ! 
      ─ 感門之盟 Best ShotでPick!

 

⦿リアルで集った唯一の教室 ―【79感門】49[守]きざし旬然教室

 

こんな感門之盟の楽しみ方があったでしょうか?

本楼を拠点としてオンライン配信でお届けした第79回感門之盟。

ある教室の学衆たちはリアルで集い、オンライン配信をライブビューイングで楽しんでいたらしい。

その教室とは福井千裕師範代率いる49[守]きざし旬然教室。

福井師範代はこの記事をもって、エディストデビューを果たし、感門の新モデルも刻みました。

当日、教室の仲間たちが持ち寄ったのは機材や本だけでなく、教室への想い。そのやわらかな想いが記事からぬくぬくと溢れています。

ライブビューイングで師範代のスピーチを息を飲んで見つめている一枚の写真が、教室の4ヶ月の全てを映し出しているようでした。  ──後藤 由加里

 

マツコ
マツコ
エディスト名物企画である「10shot」を連載するエディストカメラ部、インスタ編集長の後藤さんならではのPickですね~。 イシス編集学校の教室の良さが、写真からにじみ出ているなぁと、マツコも思いました。基本コースの[守]で学ぶ編集の型「ルル三条」(=「ルール・ロール・ツール」)のいずれかを少しだけでも動かしてみると、こんなに楽しい空間が生まれますね。 ぜひ卒門後も、身の回りや世の中のいろんなルル三条を、動かし続けていただきたいですね!

 

  • 3マエストロ上杉’s 推しキジ! uesugi
          応援ファンファーレでPick!

 

⦿その涙は、師範代を咲かせるひとしずく――「鈴木康代」という土壌

 

「火傷するほどの情熱にきらり光る編集力、揺るがない正義感をもつライター兼編集者」こと植田フサ子さんが2年ぶりに筆をとった。

この2年間をすべて込めるよう描いたのが、鈴木康代[守]学匠の一雫の涙でした。

この秋は記念すべき守の50期目。田中優子先生による特別編集レクチャーが開催されるなど、スペシャルな期となる。門をくぐるなら今!──上杉 公志

 

マツコ
マツコ
植田師範が筆を尽くした作品ともいうべき康代ドキュメンタリーですね。マツコは[離]で、康代学匠と同じ院で過ごしました。[離]終了後に、番匠ロールを引き受けられたと記憶しています。毎期200名ほどの新しい入門者を迎い入れる大きな母のような存在。50期目も、新しい師範代、新しい学衆をおおらかに待っていることと思います。真似ができない、あのイントネーションがね、たまらんのですw 

 

マツコ’s plus One! イシス編集学校、久しぶりのプレスリリース配信です。

 

50期を祝おう! →PR Timesへ

 

マツコ
マツコ
50期目の節目だからこそ、今期にイシス編集学校に入るといい理由を考えてみました↓

 

マツコ’s plus One! ???

 

50期、キリバンだからこそ、基本コースに参加したらいいんじゃないかと思う理由3つ!

 

・田中優子先生の特別編集レクチャーがついてくる! 

これはもうテッパンです。

優子先生は、サンデーモーニング(TV番組)のコメンテーターで皆様ご存じかと思います。そして、法政大学総長でいらっしゃいました。そのような方が、実は、イシス編集学校の守破離を受講されているんです。編集学校の学びの仕組み、編集工学を学ぶ大切さを、よーくご存じでいらっしゃいます。どんなお話が聞けるのか、楽しみですね。

 

・50期という節目なので、自分の期を忘れなくて済む!

編集学校歴が長くなると、何期の何に参加したのかという履歴を自己紹介として使うことがあります。節目の期に参加していると、自分の期を”いつだっけ?”と忘れないで済むはず。マツコは、いつも、あれ、自分って何[離]だったけか?と???となります。ので、5とか10とか、節目のときはおすすめですね。

 

・感門之盟(修了式)が、いつもより楽しい可能性がある?!

これは完全にマツコの邪推です。前置きをしたうえで、、、コース修了時には必ず修了式が行われます。この修了式、感門之盟とよぶのですが、支えるスタッフたちが趣向を凝らした設え・運び・展開になる可能性があると思われます♪ 楽しく過ごしたコース終了後に、さらに充実のドラマティックな修了式が待っていたら、いいですよねぇ?!

 

 

マツコ
マツコ
今月、マツコからご紹介したいのは、こちら。若きメンズたちの感性が、いまなぜ松岡正剛とシンクロするのか? その生態をさぐろうと、吉村編集長と上杉さんが企画された連載です。お話ししていて、おもしろかったです。今後、チームYADOKARIのメンバーが、いろんなところで活躍を始めるはず。こうご期待!

 

Team YADOKARI

 

 

 

みなさんのオシは、見つかりましたか?

以上、2022年9月の記事から、エディスト編集部の”推しキジ” を厳選してお届けしました。

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

  • ISIS co-mission (イシス編集学校アドバイザリー・ボード)

    イシス・コミッション DO-SAY 2025年6月

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  • 水無月

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。