編集部selection:今月の推しキジ、発表! [2022年8月]

2022/08/13(土)22:50
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毎月公開されるEdist記事は30本以上! Edist 編集部メンバーひとりひとりが厳選した、見逃せない今月の推しキジを発表です!

 

遊刊エディスト編集部 吉村堅樹 林頭, 金宗代 代将, 川野貴志 師範, 後藤由加里 師範, 上杉公志 師範代, 梅澤奈央 師範、松原朋子 師範代

 

    • 1  川野’s 推しキジ! kawano
    •      ─ 流麗な文章表現でPick!

 

⦿泡立つ九天 其の三 ・ 発表!第1回Q・TENフォトコンテスト受賞作

を推します。カメラ部もインスタも立ち上がって、ビジュアルイメージの強化が印象的なこのところのエディストですが、やはり土地柄や地域に根ざした写真というのは大いにそそられますね。コンテストということもあり、撮影した皆さんの「編集欲」もとても立っていて、キャプションや構図にそれぞれの遊び心や仕掛けが見て取れるのも嬉しいポイント。最近地域支所の記事がご無沙汰気味なので、まずは九州からの連打に期待したいところです。── 川野 貴志

マツコ
マツコ
九天玄氣組とは、九州にゆかりのある編集学校関係者の皆様のこと。こんなに遊び心のあるフォトコンテストという名の編集稽古を行っていらっしゃるのはスゴイですね。17名から31の作品が寄せられたとのこと。精力的な編集魂に感服です。見ごたえがありますね!Edist写真部とも、ぜひコラボできたらいいですね~

マツコ’s plus One!? 九天玄氣組の魅力 入門編

 

東京の品川未貴が福岡で大転身したわけ〈九天組長インタビューfile1〉

【Playlist】玄氣で侠氣な九天7選(選:中野由紀昌)

組長中野由紀昌とは何者か? 小田急線で聞いた、九天玄氣組ウラ話

2  上杉’s 推しキジ! uesugi
      ─ 応援ファンファーレでPick!

 

たまにはえこひいきもいいよね? ということで、編集部メンバーのこちらを。

 

⦿イシス編集学校、無料メルマガあります【読者1万人】

知っていましたか? 内容とボリューム、ともにエディストでぶっちぎりのライターである梅澤奈央師範が、「編集ウメ子」に扮し、イシス編集学校の無料メルマガを毎週発行していることを。

破番記者時代には「[守]の型はこう使え ようやくニューワード創文法【47[破]講義録】」などで、松岡校長の編集術を実践もまじえて読者に惜しみなく手渡し、自らもかなりのメルマガフェチでもあるウメ子さんの綴るメルマガが、魅力的でないわけはありません。

未入門の読者を想定にしてはいるものので、すでにイシス内でも愛読者が急増中とのこと。かくいう僕もその一人です^_^ こちらでメルマガの雰囲気もチラ読みできますよ♪ ──上杉 公志

マツコ
マツコ
えこひいき、上等ですね。ウメ子がメルマガを綴り始めたとたんに、メルマガ読者の皆さんとのインタースコアが芽生え始めたと聞いています。お読みいただいた感想を贈ってくださる方がいるらしいんです。メルマガお申込に、ウメ子へのエールをくださる方もいるのだとか。メルマガ内のウメ子アンケートにお答えくださる方もいて。編集の楽しさを多くの方が知るきっかけのメディアへと育てていきたい注目メディア、今後のさらなる相互記譜に期待大!

 

編集ウメ子

 

 

  • 後藤’s 推しキジ! 
          新エディストモデルの誕生でPick!

 

37[花]座閉じと共に「37花Just!」「週刊花目付」シリーズも幕を下ろしました。
花伝所の演習にピッタリと伴走し、裏舞台では師範同士で記事を推敲。
最後は阿久津健師範のアイキャッチデザインでさらにショーアップ!
師範総出で取り組まれたリレー記事には新しいエディストのカタチを見ました。
深谷もと佳花目付の「週間花目付」が編集工学を伝えるという
大きな役割をこれまで担ってくださっていたものが満を持して起爆したとも言えるでしょう。
講座記事を師範が書くという難しさを《5M》を持って花師範たちが体現してくれました。あっぱれです!

 

⦿37花Just!シリーズ

⦿週刊花目付シリーズ

 

──後藤 由加里

 

マツコ
マツコ
深谷もと佳花目付による「週刊花目付」連載がはじまったのが2020年10月。深く花伝所のスピリットを伝えつづけてこられました。そして今の夏、あたらしく花伝所師範たちが花伝所のModel(型)に踏み込みました。ビジネスパーソンにとってもマネジメントのモデルになると評判の花伝所に関する情報が、Edistで新たなメンバーの声として語られた!これは編集部としてはバンザーイ!です。 講座運営をしながらの執筆は大変なことだと思いますね。松岡正剛校長の千夜千冊連載のように、これからも花伝所を綴り続けていただけたらと願います。

 

マツコ’s plus One! 

 

深谷もと佳 花伝所花目付による必読 5記事!

 

1. 髪棚の三冊 vol.1-1「たくさんの私」と「なめらかな自分」

2.【Playlist】「更新」と「継承」をめぐる10題

3.【Archive】花伝式目奥義伝★深谷もと佳の花のカクシン

4. イシスの師範が千夜された?! 松岡正剛のサプライズとは【千夜千冊1787夜】

5.【ISIS BOOK REVIEW】直木賞『夜に星を放つ』書評 〜美容師の場合

 

マツコ
マツコ
ちょうど「遊刊Edist」がはじまってから3年がたちます。しかし、なお、Edistはいつも再編集中であるところが、マツコのきゅんポイントです。

マツコ’s plus One! 

 

Edist編集部は常に編集中!

 ? 編集ウメ子のメルマガ始動
 ? Edistカメラ部の発足
 ? イシス編集学校のインスタ開設

 

マツコ
マツコ
そして、8月も新しい連載企画がいくつも生まれています。編集をやめない。編集しつづける。常に再編集。そういうEdistを、みなさんにも楽しんでいただけたら編集部冥利に尽きます。

 

 

 

みなさんのオシは、見つかりましたか?

以上、2022年7月の記事から、エディスト編集部の”推しキジ” を厳選してお届けしました。

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

  • ISIS co-mission (イシス編集学校アドバイザリー・ボード)

    イシス・コミッション DO-SAY 2025年6月

    イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]

  • 田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)

    学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語ります。 &n […]

  • 【多読アレゴリアTV】一倉広美の「イチクラ!」着物をアートでコーデする

    芽吹きの春から滴りの夏へ。いよいよ熱を帯びてきた多読アレゴリアの旬をお届けします。松岡正剛より「支度天」の名を受けたダンドリ仕掛け人・武田英裕キャスターと共に、守師範の一倉広美がアシスタントをつとめる『多読アレゴリアTV […]

  • 【タドクラ通信(25春)】「私の本棚」、続々誕生中!

    この春オープンした「多読ジムClassic(25春)」も、数日のアディショナルタイムを経て、5月28日に今シーズンを無事に終了しました。3つのトレーニングお題を一挙出題! という初の試みのなか、好きなお題から、自由に行っ […]

  • 水無月

    イシスDO-SAY 2025年6月

    イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。   6月のDo-Sayをお届けします。今月はイベントを多数予定していますよ!そして、イシス編集学校初のクラブ活動 […]

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。