この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。2022年も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
今月はエディットツアー、学校説明会などなど、どなたでも参加できるイベントが目白押し。ぜひ参加して、編集力アップを狙ってきましょう!では、2022年2月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
2022年2月5日(土) イシス初の卒門者限定イベント 今こそ破! イシス旬然ツアー
基本コース[守]修了者を対象に、応用コース[破]を体験するエディットツアーを開催します。
▶関連情報:今こそ破! 2月5日は卒門生限定ツアー
▶関連情報:卒門者限定のエディットツアー開催
2022年2月6日(日) 47[破] 突破日、物語講座14績了日
47[破]応用コース、同時に、[物語講座]14綴は、4カ月の編集稽古をすべて終え、修了します。
▶関連情報 遅れ馳せでも構わない。自分をおっかけ、世界をリメイク【47[破]突破目前】
▶関連情報 物語講座14綴ただいま発酵中
2022年2月12日(土)Hyper editing platform[AIDA] Season2 第五講
次世代リーダーの研鑽と共創の場、Season2が開講。2020年、15年の歴史を誇ったHyper-Corporate University [AIDA]が、座組を一新して、「Platform」として生まれ変わりました。今期のテーマは「メディアと市場のAIDA」。3月までの半年間、全6回のリアルセッションと、イシス編集学校のメソッドを取り入れたオンライン稽古とで構成されます。
▶ 関連情報 【AIDA Season2 第3講速報!】DOMMUNEの宇川直宏”番神”と田中優子・武邑光裕・佐藤優・吉村堅樹のAIDAで、座衆28人が「自分史」を発信する!!!!!
▶ 関連情報 【AIDA Season2 第2講速報!】タンザニア商人の「ずる賢さと親切心のAIDA」から学ぶ
▶ 関連情報 【AIDA Season2 第1講 速報!】七巨頭、豪徳寺に会しておおいに問題提起する
2022年2月13日(日) 子どもフィールド イドバタEトーク
子どもフィールドでは、好きなゲームを編集用語(守破のお題)でリバースエンジニアリングするなど、「子ども×編集×ゲーム」についてのトークを行います。
※イシス子どもフィールド未参加でご希望の方は、kodomo@eel.co.jpまでお問い合わせください。
▶関連情報 イドバタイムズ issue.1「育ちの場がイシス式になる日」
▶関連情報 イドバタイムズ issue.2 きなこ雑煮に納豆雑煮!? 1/16お正月エディッツの会
▶関連情報 イドバタイムズ issue.3 そのコミュニケーション、生きてますか?―「ことば未満ラボ」レポート
2022年2月13日(日) 48[守] 卒門
4ヶ月38題の全てに回答することが卒門条件。この日、すべての回答を提出し、卒門を果たすと破講座に進む資格を得ることができます。
▶ 関連情報 号外!48守卒門第一号 ―編集は”終わりなき旅”ー
2022年2月19日(土) 学校説明会
基本コース[守]をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでも参加できる学校説明会。オンラインで行いますので、どこからでもお気軽にご参加いただけます。受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にもお答えします。参加費無料。お申し込みはこちら
▶関連情報 「48期 基本コース[守]」
2022年2月20日(日) エディットツアー ONLINE [花伝所]
イシス編集学校のコーチ養成講座[ISIS花伝所]の指導陣によるツアー。才能開花する学びの場を編集する方法の一端を体験できます。どなたでもご参加可。お申し込みはこちら
▶関連情報 【別紙花伝】「5M」と「イシスクオリティ」
▶関連情報 花伝所出ると優しくなれる? 写真でわかる「イシス式指南術入門」開催
申し込みはこちら
▶関連情報 2/23 ISIS FESTA スペシャル『情報の歴史21』を読む 第一弾!山本貴光が『情報の歴史』を使い倒す!
2022年2月24日(木)子どもフィールドpresents オトナのための千夜千冊共読会
5回目は千夜千冊は362夜『小学生の俳句歳時記』金子兜太・あらきみほ。10:00~開催します。
※イシス子どもフィールド未参加でご希望の方は、kodomo@eel.co.jpまでお問い合わせください。
2022年2月26日(土) エディットツアー ONLINE [破]
[破] 指導陣が、[破]の編集的魅力を存分にご案内するツアーを開催します。どなたでもご参加可。
お申し込みはこちら
▶関連情報 【Archive】イシスの[破]がよくわかる!【講座レポートまとめ】
2022年2月26日(土) 惜門会(池澤祐子師範)
マダム・ピラフこと池澤師範をご存じの方々が集い、面影を語り合う1日です。11:00〜19:30開催。
お申し込みはこちら
2022年2月27日(日)エディットツアー ONLINE 「よみかき編集ワーク体験ツアー」(学習支援者向け)
読書感想文の指導用に使われているイシスのワークを体験いただくツアーです。図書館、学校、ご家庭で学習支援される方向けのガイドもお伝えします。ご関心のある方、親子で学びたい方、どなたでもご参加いただけます。10:00~12:00での開催です。
お申し込みはこちら
2022年2月27日(日) 応用コース[破](48期)早得締切
第48期[破]応用コースが4月11日から始まります。2月27日18:00までにお申し込みの方には早割がございます。ぜひこの機会にご活用ください。
▶関連情報 「わたしの歴史」に事件が起きる?! クロニクル編集術の意外な効用とは【47[破]クロニクル】
2022年2月27日(日) 輪読座 第5輪
10月からスタートした新たな輪読座のテーマは「道元」。第5回輪読座が開催されます。輪読座記事のカバーデザインは、今期、阿久津健 錬成師範が初担当しています。
▶関連情報 【輪読座】2022年に「道元」を読む理由(第1輪)
▶関連情報 【輪読座】「道元」から伝わる編集的自己とは(輪読座「道元を読む」第1輪)
▶関連情報 【輪読座】インドから中国、日本へと禅は拡張する(輪読座「道元を読む」第2輪)
▶関連情報 バジラの図象は間に合うのか?! 輪読座準備中!
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語ります。 &n […]
【多読アレゴリアTV】一倉広美の「イチクラ!」着物をアートでコーデする
芽吹きの春から滴りの夏へ。いよいよ熱を帯びてきた多読アレゴリアの旬をお届けします。松岡正剛より「支度天」の名を受けたダンドリ仕掛け人・武田英裕キャスターと共に、守師範の一倉広美がアシスタントをつとめる『多読アレゴリアTV […]
この春オープンした「多読ジムClassic(25春)」も、数日のアディショナルタイムを経て、5月28日に今シーズンを無事に終了しました。3つのトレーニングお題を一挙出題! という初の試みのなか、好きなお題から、自由に行っ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 6月のDo-Sayをお届けします。今月はイベントを多数予定していますよ!そして、イシス編集学校初のクラブ活動 […]
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2025-06-10
この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。
2025-06-10
藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。
2025-06-06
音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。