不適切にもほどがある?!鬼滅の刃とプーチンと小悪魔のカンケイ…「鬼」について考えた【スマニュー+ほんのれん】

2024/05/13(月)09:07
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ほんのれん編集部は、ニュースアプリ「スマートニュース」内の「スマートニュース+」でも連載中。2024年4月には、「鬼はソト?鬼はウチ?」というテーマで、6本の記事を公開しました!

 

遊刊エディストでは、すべての記事を一挙公開。炭治郎からプーチンまで、こち亀両さんから、あの炎上芸術家まで、ポップにキュートに掘り下げます。

 

※それぞれのタイトルやバナーをクリックすると、アプリをダウンロードしていなくても記事が読めます。

「鬼」マンガが流行る理由!悪役が味方に変身する、日本文化独自のカラクリとは

ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:

鬼滅の刃も呪術廻戦も進撃の巨人も犬夜叉も、人気マンガは「鬼」が主要キャラになる。それってどうして? どうして正義のヒーロー・桃太郎じゃなくて、鬼が主人公になるの? そんな問いを考えていったら、なんと『日本文化の核心』にたどり着いたのでした。

 

嫉妬で生霊になった『源氏物語』の六条御息所。現代の精神科医なら、どう寄り添う?

ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:

情歴イベントでも本楼に来てくださった安田登さんの本をもとに、なぜ六条御息所が生霊になっちゃったのか? もし、現代の精神科医が六条さんに寄り添うならどうするのか? を考えています。めっちゃ意外な結論でました。

 

現代社会に生き続けるエクソシスト!?人類が「悪魔」に魅了されるパラドックスとは

ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:

プーチン大統領って「首席エクソシスト」なんですって。キリスト教と悪魔ってどんな関係にあるの? そのあたりを掘っていったら、神様が悪魔に依存している様子が見えてきたりして。プーチンと小悪魔の意外なカンケイを探ります。

 

不潔こそ最強?! 感染症を 封じ込めた先進国に◯◯ 疾患が多い理由

ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:

コロナ禍でせっせと手洗い・アルコール消毒するようになった私たち。もしかして、もしかすると、清潔は危険なのかもしれない……?!こち亀・両津勘吉の不潔最強伝説がヤバイ。

 

「不適切」が時代を作る!炎上芸術家はなぜ、時代の 革命児になったのか

ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:

ドラマ「不適切にもほどがある」、見ました? なんであのドラマが受けたのか、そんな理由を考察しつつ、あの日本が誇る「不適切」な芸術家の壮絶な人生に迫りました。

 

 

「正しさ」偏重社会に一石を投じる!「鬼的なるもの」の底力を考える30冊のブックリスト

ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:

全6本の記事で、ほんのれん編集部がとりあげた本30冊を一気に紹介!この記事をスクショしておけば、「鬼」や「異質」「ウチとソト」を考えるときにヒントになる本がざくざく。

 

 

▼前回のシリーズはこちらから

 

時間とお金に縛られない!
「タイム・イズ・マネー」を捉えなおすための30冊

 

 

■ほんのれん編集部は、podcast「ほんのれんラジオ」も配信中。

2024年2月配信分では、「鬼」にまつわるエピソードをお話しています。

 

■「ほんのれん」は、問い対話を起こす一畳ライブラリー。詳細を知りたい方、導入をご検討の方は公式HPよりお問い合わせください。https://honnoren.jp/

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。