本と遊ぶ「ほんのれんラジオ」週1配信中。最初に聞きたいエピソードはコレだ

2024/01/15(月)14:08
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聞くだけで、「」が読みたくなる。
問い」が生まれる。
世界知」に触れられる。

 

そんなpodcast番組があります。それが「ほんのれんラジオ」。編集工学研究所と丸善雄松堂が提供する更新型ライブラリー「ほんのれんから生まれた音声コンテンツです。2023年4月から毎週1本配信。現時点で、30本以上のコンテンツが配信されています。各種プラットフォームで配信中。

 

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イシス編集学校では大々的に告知をしていなかったものの、情報感度の高いあの師範やこの師範代がさっそくキャッチして聞いてくださっていた様子。がっつり世界知にもぐりつつも、ゆるふわな語り口がクセになるとか。聞くだけで、ちょっと難しい古典本や千夜千冊本にもアプローチできて、自分で考えを進めることができちゃうというのが魅力です。(さらにSmartNews+」での連載Business Insider Japanの連載をあわせて読むと、ひとつのテーマについてより深く学べます)

 

ほんのれんラジオのスピーカーは、おもに仁禮洋子(ニレヨーコ)、山本春奈(はるにゃ)、尾島可奈子(おじー)、梅澤奈央(ウメコ)。それぞれが編集学校での学びをフル活用して、毎月5冊の本を紹介しています。

 

2024年からは、最新エピソードの更新のたびにエディストにてご案内していきます。ということで、年明け最初に遊刊エディスト読者のみなさまにまずご紹介したいエピソードはこちら。

 

2023年に、ほんのれん編集部は「働くって何だろう?」から「環境問題、なにがモンダイ?」「本の向こうになにがある?」「なんで好きなの?」「贈り物には理由がある?」などなど、日常的な話題から地球規模の問題まで幅広く扱ってきました。そのとき編集部はどんな本を選んだのか。そして、それを読んでどう感じたのか? ざくっと、ほんのれん編集部の1年が概観できる内容です。このエピソードから、気になるテーマへ潜ってみてください。

 

 

 

 

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  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。