【ほんのれんラジオ:ホントの自分03】アバターもふくめて「自分」になる!? 石黒浩の本と考えるテクノロジーの最前線

2024/05/27(月)09:04
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本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新シリーズが公開されました!

 

2024年5月のテーマは「ホントの自分? アバター時代のたくさんの私」。シリーズ3本目の今回は、「アバター」を考えます。アバター使えば、見た目も声も変えられる!宇宙にだって行けるかも? 生身の身体を脱ぎ捨てた人間は、もしかして不老不死になるのかも。「アバター」というテクノロジーを使うことで変わってくる「わたし」を考えていきます。

 

▼エピソード

アバターって何ですか/『アバターと共生する未来社会』石黒浩を読んで/東急ハンズで接客してくれるロボット「Sota」/遠隔ガンダム/この顔・この声・この私を脱ぎ捨てる/コワモテでもアバターなら子どもと仲良くなれる!/身体の属性、ひきはがしたくない?/見た目によって、できることが制限されてきた/玉城絵美『ボディシェアリング』/1つのアバターに複数の人格/コレクティブ・ブレイン化/これまで「文字」に頼りすぎてきた。アバターなら「ボディランゲージ」も/複数の感覚を同時に/抱っこしながら電話できるハグビー/映画『アバター』/宇宙の果て、海底、火山で研究ができる/宇宙は広い、寿命は短い/人が死ななくなってくる?/生身がホント?

出演:ほんのれん編集部 ニレヨーコ、はるにゃ、おじー、ウメ子

 

 

▼今回登場する1冊〜「ほんのれん」旬感本より

 

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  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。