【ほんのれんラジオ:恋愛ゲスト】まさかの佐藤優さん登場!元外交官と30代女性編集者が「恋愛トーク」をしてみた。逃げ恥、麻布競馬場、人たらしの流儀から現代のリアルな性事情まで。

2025/02/12(水)18:04
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ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!

イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。

 
ほんのれん vol.23の問いは、「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」です。
2月でバレンタインデーも近づいてきたということで、旬な問いを扱います。

初回はなんと、作家で元外交官の佐藤優さんをゲストにお招きして「恋愛」についてお話ししました。

ここ数十年間で、「恋愛」はどう変化してきたか?

恋と金は切っても切り離せない?いまの若者の恋愛観とは?キリスト教の「愛」には3種類ある?

 

いま、恋愛について何を考えるべきか。佐藤さんにうかがいます。

 

(※お話の内容に、性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)

 

 

 

(※お話の内容に、性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)

エピソード目次 ※これでもほんの一部です・・・!
 
ゲスト佐藤優さん・姜舜伊さんのプロフィール/松岡正剛との共著『読む力』/恋愛至上主義は後退した、ならばなんのために結婚?/マッチングアプリは明治時代の家族観を揺り戻した/愛を再整理(エロス、アガペー、フィリア)/「本来、お金にしてはいけないものがある」/Vシネの帝王”小沢仁志”/タブーがゆえに商品化しやすい/恋愛と金銭は切り離せない/直接的対価性、でないものはめんどくさい/かつて反逆的だったポルノ/逆規定される恐怖(生成AIの枠組みと同じ)/性が消費されすぎた結果、レス/勃起神話/AV的学習と”強迫観念”/読書会でお見合いすると成婚率が高い/全共闘とおにぎり/男女雇用機会均等法/無制限に働きたいから外務省/白石一文『私という運命について』/恐怖の温泉ジャッジ/親ガチャの世界を知って虚しい/ヘーゲルと『東京女子図鑑』/現在進行中のことは、映画やドラマの中にない/『逃げ恥』のみくりちゃんは公務員になれば良かった/『逃げ恥』と『ずっとあなたが好きだった』比較/ドラマのリメイクはマジで勉強になる/セーフティーネットとしての家庭/DV、マザコンを見極る方法は?/恋バナが、社会情勢のシビアさを突き付ける/親ガチャでいいフィギュアが出る人は多数派/読書する人は日本の総人口の5%/タワマン競争

 

▼今月の旬感本

 

▼「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」を考える 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!

・『図説「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)ステファニー・ボンヴィシニ(共著)樺山紘一(日本語版監修) 大塚 宏子(訳)原書房 2009

・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著) 創元社 2023

・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳) 講談社 2000

・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社 2023

・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳) 花伝社 2021

 

 

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。