松岡校長の読書マーキングに学べ 本楼共茶会 1月18日(土)

2025/01/15(水)10:20
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本楼共茶会では、松岡校長の読書マーキングを伝授します。

今週土曜日の本楼共茶会、締切間近!!

 

世田谷区赤堤のISIS館の入り口には、井寸房(せいすんぼう)と呼ばれる本棚空間がある。

いま井寸房では、イシス編集学校の校長 松岡正剛が70年代につくった『遊』や、30冊の『千夜千冊エディション』が、訪れる人を待つ。

 

“世界一大きな躙り口”を抜けると、本楼があらわれる。

 

1月18日にひらかれる本楼共茶会(ほんろうともちゃかい)は「イシスを知らない友人にも本楼を感じて欲しい」という声にこたえて、ご家族と、ご友人と、恋人と、先輩後輩と一緒に“本楼”を体験できる機会だ。

未入門の方はイシス経験者を探し、イシス経験者の方はイシス未経験者と共に、本楼へ足を運んで欲しい。

本楼の本のページをめくれば、そこに松岡校長のマーキングを見つけることができるはずだ。

 

読書に自信がない方も、大の読書好きという方も、ぜひご参加ください。

当日は、多読、乱読、食読、惑読、攻読などの読書体験、マーキング読書体験なども予定しています。

 

 

■日時:2025年1月18日(土)14:00-16:00
■費用:一人 1,000円(税抜)
    ※二人分からお申込み可能です


■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■対象:イシス経験者の方は、未入門の方とご参加ください
    未入門の方は、イシス経験者とご参加ください
   ※ご一緒する方のお名前を「お問い合わせ欄」にご記入ください


■内容:マーキング読書体験、編集稽古体験をしていただけます
■持物:新書もしくは文庫を“一人一冊”お持ちください
■案内:イシス編集学校 律師 八田英子
■申込締切:1月17日(金)昼12:00

□お問合せ:front_es@eel.co.jp

      ※一名で参加希望の方も、こちらからご連絡ください。

▶︎▶︎▶︎参加お申し込みはこちらから◀︎◀︎◀︎

【第1回本楼共茶会の様子はこちら】

  • 八田英子

    編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。