[守]師範の方法を手にせよーエディットツアー仕込み中

2022/02/21(月)02:13
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「編集」は誰にでもできる。無意識に行っている編集行為を、いつでも使える方法として取り出し、磨いていくのがイシス編集学校[守]のコースだ。代表的な方法は、たとえば「連想と要約」である。
2月20日(日)夜、2週間後に迫ったエディットツアー[守]の次第打ち合わせが行なわれた。まずはナビに立つ師範、平野しのぶや中原洋子が仕事や得意手のエピソードを出し合い、連想を広げていく。どこまで広がるのか不安になってもおかしくない2時間後、急激な要約が起こり次第の骨格が現れた。
3月6日(日)、エディットツアーで[守]師範の「編集」を体感されたし。

 

●2022春 おまかせエディットツアー[守]

日程:2022年3月6日(日)

   午前ツアー: 10:30~12:00、午後ツアー: 14:00~15:30

詳細・申込はコチラ

 

今なら、回答いただいた方にツアー特典がつく「エディターシップトライアル2022春~100人の編集力」実施中。

  • 石井梨香

    編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。