【札幌10/13(日)】エディットツアーJapans ~北の伝統文化で編集稽古~時間と自然をカムイする

2024/10/05(土)22:10
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『ゴールデンカムイ』の大ヒットで北海道の歴史に今、熱い視線が注がれている。

特に先住民たちの言葉は私たちが知らない「世界の意味」を教えてくれる。
たとえば、彼らはカラスを「善なるカムイ」と「悪戯好きで迷惑なカムイ」に分けていた。
私たちにも身近な存在のカラス。しかしこの二つのカムイの特徴は野鳥図鑑では見つけられない。
彼らの世界の見方は<編集術>につながる秘密が隠されているのだ。

今回の札幌エディットツアーのテーマはまさにこの北海道の先住民たちの言葉。
参加されているみなさんと編集ワークで遊ぶ90分。
歴史や文化にくわしくなくても誰でも気軽に参加できる。
遊び終わったころには、いつもの景色に新たな何かを発見できるはず。

ツアーの舞台は旧永山武四郎邸。
小さな森に囲まれた和洋折衷の瀟洒な建物で
イシス編集学校の師範、タップを踏む神尾とラップ好きの岩野がお待ちしています。

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 イシス編集学校エディットツアー札幌
 ~北の伝統文化で編集稽古~時間と自然をカムイする

■日時:2024年10月13日(日)13時10分~14時40分
■会場:札幌市 旧永山武四郎邸
https://sapporoshi-nagayamatei.jp/#access
(札幌市中央区北2条東6丁目)
■定員:先着6名
■費用:1,000円/人 *当日会場で現金にてお支払いください。

参加申込はこちらから↓
https://shop.eel.co.jp/products/detail/769

■ナビゲーター
 イシス編集学校 師範 岩野範昭、神尾美由紀

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  • 神尾美由紀

    編集的先達:手塚治虫。タップダンスにベリーダンス。北海道が生んだ編集的に踊れる師範。感門之盟でも舞台でタップを披露してみせた。ふわっとした見た目だが、リアルワークにも定評あり。自称・お子ちゃまで教室名にピノコを冠する。

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    ついに花伝所が動いた。第78回感門之盟。インタビューという名のタレントスカウト。差し掛かりのキワで尻込みしている“才(タレント)”たちを編集コーチの養成コースである花伝所に呼び込まんとするのは所長田中晶子と深谷もと佳・ […]

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。