イドバタイムズissue.29 【開催告知】7/11(木)「よみかき編集ワーク&ナビ研鑽会」@オンライン

2024/07/01(月)12:00
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 「よみかき編集ワーク」は、読書感想文にも役立つ、「大好きな本の伝え方」をテーマにした編集ワークショップです。
 「子どもたちに、世界をまるごと探究する方法として”編集という方法”を手渡したい」を旗印に活動してきた、イシス子ども支局が、図書館や学校、オンラインなどで開催を重ねてきました。
 昨年夏に行ったワークは、「2023年、もっとも沸いた編集ワークショップ」として遊刊エディストでも紹介されました。
 「読む」「書く」が苦手、そういう子どもの中にこそ、きらめく発想や言葉が眠っています。
 連想ゲームやカット編集で遊ぶうちに、アウトプットする方法を掴むことができるワークの仕立てとなっています。考えたことをのびのび出せる場づくりを何より大事にしています。

 今回の企画は、オンラインで行う、大人向けの体験会です。通常は子ども向け・親子むけの「よみかき編集ワーク」をまず体験していただき、後半はナビゲーターとして活動できるようになるための研鑽会を行います。
 「よみかき編集ワーク」に関心のある方、子ども向けワークショップのナビゲーターを志す方、子ども編集学校の活動に興味のある方など、どうぞご参加ください。


■日時:2024年7月11日(木)20:00-22:00

 

■人数:15名 定員になり次第締め切り

 

■費用:1,500円(税別)
 ※子どもプランニングフィールド2024春夏ラウンジ参加者は無料。ラウンジで受付します

 

■会場:オンライン(お申し込みの方にZoomアドレスをご案内します)

 

■ナビゲーター:石井梨香・松井路代(子ども支局)

 

■ご用意いただくもの

 

・好きな(誰かに勧めたい)本
・付箋
・事前にメールでお送りする資料をプリントしたもの、または白紙

 事前にお送りするPDFをプリントしたものか白紙に、付箋に記入した本のキーワードやホットワードを貼ってワークを進めていきます。


■申し込みはこちら
申込締切は、7月9日(火)13:00です。
ご参加お待ちしています!

 


◆子ども編集学校プロジェクトサイト
 https://es.isis.ne.jp/news/project/2757


◆(随時更新中)フェイスブックページ
 https://www.facebook.com/kodomo.edit

 

◆お問合せ:kodomo@eel.co.jp

 イベントや子どもフィールドに興味がある方は、お問い合わせください。

活動主体:イシス子ども支局
神尾美由紀、長島順子、景山卓也、上原悦子、得原藍、浦澤美穂、吉野陽子、松井路代、石井梨香、野村英司
学林局長 佐々木千佳

 


文:石井梨香、松井路代

アイキャッチ画像:吉野陽子

  • イドバタ瓦版組

    「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。