緊急速報!ハイブリッド感門之盟開催 3月14日(土)

2020/03/10(火)00:00
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 制限は新たなルール・ツール・ロールを生む。3月14日に外会場で大々的に開催する予定だった感門之盟は、新型コロナウィルス拡大の影響により変更を余儀なくされた。

 

 3月某日。松岡校長を交えての緊急会議。有事こそ編集契機とする編集学校に中止、縮小という選択肢はない。開催を延期すべきか。会場を変更すべきか。与件を整理し、あらゆる可能性を探っていく。

 

 

 青空感門、24時間ネット感門など一通り検討した結果、行き着いたプランは「リアルとオンラインのハイブリッド感門@豪徳寺」!

 

 イシス編集学校の本拠地である豪徳寺ISIS館では、1F本楼と2F学林堂のデュアル進行をリアルに行う。そして、オンラインでは感門之盟のネット配信とEdit Cafeを使った交歓を展開していく。リアル参加が叶わない方もオンラインでの参加が可能となり、恒例のアフ感(アフター感門之盟という名の懇親会)はなしとする分、プログラム時間は延長とした。

 

 新聞のラテ欄ふうに仕立てた必見プログラムを遊刊エディストで特別開陳。ぜひご覧いただきたい。『第73回感門之盟特別号

 

 3月14日、初めて尽くしの新たなスタイルで44[守]、43[破]、32[花]、[物語]12綴の感門を盛大に祝う。

 

 

  • 後藤由加里

    編集的先達:石内都
    NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。