【新聞に掲載されました】ほんのれん×大学というあらたな可能性

2024/07/08(月)22:10
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編集工学研究所と丸善雄松堂が手がける「ほんのれん」サービスが、産経新聞に掲載されました。


産経新聞(2024年7月4日付)
書籍を通じたコミュニケーション装置「ほんのれん」が大学図書館に初設置

 

「ほんのれん」とは、本を媒介にしたコミュニケーション装置。この棚には、1畳分のスペースに100冊の「百考本」や、毎月5冊ずつ追加される「旬感本」が並んでいます。

▲大阪経済大学の図書館1階「創発の泉」と名付けられたスペースに設置されたほんのれん。右奥は、編集工学研究所執行役員の姜舜伊。

 

これまで企業のオフィスに導入されていた「ほんのれん」ですが、2024年4月に全国的に初めて大学に設置されることとなり話題となりました。

5月某日に大阪経済大学にて開催されたお披露目イベントでは、学内の先生方や職員さん、学生さんや、学外の図書館関係者などが集い、「ほんのれん」の活用イメージを話しあいました。今どきの大学生は「目次読書」をどう受け止めたのか? 本を介したコミュニケーションは、モノボケ!? 大阪らしい見立ても飛び出した学生さんからのお声や、大阪経済大学の導入意図などは、編集工学研究所のページに掲載しています。

 

ご自身の働くオフィスや、通う大学に「ほんのれん」を導入すると、人と人との関係が変わるはず。導入をご検討の方は、お問い合わせフォームから。
https://honnoren.jp/

 

▼ほんのれん編集部4名が、ラジオで「本」について語っています。

ほんのれんラジオX:@honnoren_radio https://twitter.com/honnoren_radio

ほんのれんInstagram:@hon_no_ren https://www.instagram.com/hon_no_ren/

 

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▼ほんのれん編集部(編集工学研究所エディター山本春奈)は、ビジネスインサイダーでも連載中。

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    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。