この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

第84回感門之盟「25周年番期同門祭」に、ほんのれんブースが登場します。
編工研らしからぬ「ゆるかわ」オリジナルグッズを販売。ここでしか手に入らないグッズが目白押し。会場7階、入って左の「カフェテリアスペース」にブースがあります。「ほんのれんラジオ」でおなじみ、編集部のはるにゃ・ニレヨーコ・おじー他が、お待ちしております。vankiコーヒー片手にいらっしゃいませ!
ほんのれんグッズ、あり〼。
編集部が毎月つくる「共読」のための「旬感ノート」。ポップな表紙に侮るなかれ。テーマに合わせた「問い」の設計、ステレオタイプからアーキタイプにもぐる「選書」など、じつは編集工学の賜物なのです。校長もお墨付き。「ほんのれんラジオ」と合わせて読むと楽しみ10倍!?
1冊500円。4冊以上購入でステッカーをオマケします!
ほんのれん編集部が選んだ「“世界”と“私”をつなぎなおす100冊」を紹介する、貴重なオリジナルカタログです。1冊ずつの解説つきで、100冊まとめての速読気分を味わえます!千夜本も目白押し。9つの分類や、知文術にもぜひご注目ください。1冊 1500円。
1着 1万5000円。
今回の大注目グッズはこちら!
近寄って、よくよくご覧ください。校長を思わせるアイテムに、「本」に関する名言引用が、散りばめられています。高価ですが、我こそはという方、「本ノ連」仲間にジョインを!
男性も大丈夫なフリーサイズです。私たち編集部も当日これを羽織っていますので、会場で探してみてね。
手拭い2000円。
こちらも今回初お目見えの、イチオシグッズです。法被とお揃いデザインの、校長の面影チラリな手ぬぐい。読書欲をそそる言葉が、てんこもりです。ほんのれん手ぬぐいを使う日は、読書がはかどるかも!?
「ほんのれん」キャラも潜んでいます。
(左・白) 2000円。(右・黄) 3000円。
本をたくさん持ち運びたい人のための、しっかりトートを作りました。
やや横長の白トート(左)には、「本との出会いは、未知との遭遇」という校長の言葉が入っています。
黄色トート(右)は「ほんのれんラジオ」ファンへ。よく見ると、ラジオが辞書になっているデザインです。
1枚300円。
パソコンに、ノートに、スマホに、ペタッとどうぞ。7cm×7cmで、ビックリマンチョコのシールより1、2回り大きめサイズです。このステッカーが読書好きのトレードマークになる日も、いずれくるかも…!?
『才能をひらく編集工学』に続く、安藤社長の2冊目の単著が9月20日発売になります。一足先にほんのれんブースでサンプル本をご覧いただけます。「問う」ための編集力とは?本の中には「ほんのれん」についても書かれています。乞うご期待!
それでは感門当日、ほんのれんブースでお会いしましょう!
ほんのれんラジオは、毎週水曜日に更新中。
※エディストに告知が出ていなくても、毎週欠かさず更新しています。ぜひ、Apple PodcastやSpotifyアプリから「ほんのれん」と検索して、番組をフォローしてください。更新通知がスマホに、パソコンにすぐ届くようになります。
ほんのれん編集部のnoteも好評更新中!
当日販売する「旬感ノート」の中身をチラ見せしています。
フォローやコメント、スキをお待ちしてます。
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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2025-06-10
この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。
2025-06-10
藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。
2025-06-06
音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。