イシスフェスタ◎横浜・鎌倉「9.23 肖り語るたくさんの私★ワークショップ」開催

2021/09/15(水)12:43
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人は、毎日、物語に触れて、あるいは物語を編集して生きている。もし、日常に何か変化がないとしたら、それは「物語」という“事件”欠如しているからかもしれない。「イマ」とは歴史的現在、人が存在する限り常時編集されている。
「物語」には母型がある。あらゆるモノもコトも、全て物語の形式(型)に適応する。その型を知っていれば、歴史もニュースも神話もSFも時空を超えて読み解いたり、好きなだけ語ることができる。
 
4回目となる「横浜・鎌倉エディットツアー」は、[破]の物語編集術を使うワークにチャレンジ。仕掛けるのは、ワークショップ四天王の一人・小川玲子師範と、横浜栄区で終焉した自由大学“鎌倉アカデミア”の面影編集に情熱を傾ける大塚宏師範代、「さかえdeつながるアート」代表の岩上百合子さんの3人。土地伝承の話に肖りながら、日常の気になるモノ・コトに自由な対角線を引いて折りあげる方法を伝授します。横浜・鎌倉をご存じない方も大歓迎!気軽にご参加ください。
 
 
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イシスフェスタオンラインツアー@横浜・鎌倉 
◎「閉塞感を突破! 横浜栄・鎌倉に肖る物語編集術」
2021年9月23日(祝) 15:00~16:30  

■会場:Zoomを利用します。
お申込みの方に参加用URL、パスワードをお送りします。
■定員:12人
■料金:1100円(税込)
■申し込みはこちらから
https://shop.eel.co.jp/products/detail/333
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2020ETS編集聖火リレー01★2/24横浜会場
https://edist.isis.ne.jp/just/ets_2020winter_info01/

 

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。