【イシス祭@本楼】[破]の華を先取り、いいとこ取り!

2020/07/27(月)12:00
img JUSTedit

常ならぬ祭りの喧噪に、思わず歌いだしたり、踊りだしたり、

恋に落ちたり、喧嘩をしたり…そんな「わたし」を呼び起こそう。

 

少年少女の頃は、毎日がブレイクだったのでは?
日々、新しいことを知り、しょっちゅうザセツしては、
また新たな夢を描いてチャレンジしていたでしょう?

 

イシスの夏祭りは、そんな鮮烈さを取り戻してくれる。
44[破]師範・渡辺高志と44[破]学匠・原田淳子がお送りするのは、

 

[破]る編集の魅力/喝破・打破・走破! 編集BREAK祭

 

校長の仕事術をお題にした[破]は、ノンリニアで複雑系。
一直線には進まず、何度もカベにぶつかるのが当たり前なのだ。


ぶつかるたびに破れ、破れ目から知らなかった私が顔をだす。

そんな[破]の稽古の一端を味わってもらいたい。


まずは、手に入れたものの読めないままになっている自慢の「積読本」を1冊ご用意いただく。
そこからブレイク編集をはじめよう。

 

続いて[破]の編集稽古の華・物語編集術の一端を体験する。
物語に「型」があること、それを動かす仕組みの面白さにビックリすること請け合いだ。

 

[破]に進むつもり、進むかどうか迷っている[守]学衆、
まだ入門していないけれどブレイクしたい物語数寄の方、見るより一緒に踊ってみるべし。

 

 

【本楼スタジオ】 [破]る編集の魅力/喝破・打破・走破! 編集BREAK祭
 日時:8月2日(日)14:00 – 15:30

 

 https://shop.eel.co.jp/products/detail/241

  • 原田淳子

    編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。