【特別企画】4/23(日)、あの「本楼」に行けるエディットツアーあります!

2023/04/16(日)20:07
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世の中には体験してみなければ分からないことがたくさんある。

松岡正剛が校長をつとめるインターネット上の学校、イシス編集学校がそのひとつだ。

 

イシス編集学校には、秘密基地があります。それが、東京・世田谷の住宅街にひっそりとただずむ「本楼」です。これは、編集工学者・松岡正剛の蔵書2万冊が、天高4メートルの空間にびっしりと積み上げられた本の楼閣。訪れる人はみな、もれなくその「知」に圧倒される異次元の空間です。松岡正剛と対談をしたドミニク・チェン氏は、「知の母胎のようなものと臍の緒で接続している感覚」と感嘆するほど。

 

通常は一般公開されていない「本楼」ですが、このたび、イシス編集学校未入門のみなさんをお迎えできることとなりました! 

イシス編集学校ブックサロンスペース本楼

日時は2023年4月23日(日曜日)14時から15時30分。この日は、イシス編集学校基本コース[守]の指導陣7名がみなさんをナビゲートいたします。

参加者のみなさんには、本楼をご見学いただくのに加え、基本コース[守]で学ぶ「編集術」を使った編集ワークショップを体験いただきます。ご自身の思考のクセを分析し、思考力発想力をひきだすワークショップです。古今東西の本に囲まれた空間で、ご自身の編集力を鍛えられるというまたとない機会です。

 

編集ワークショップを体験できる「エディットツアー」はまだ予定されていますが、どれもオンライン参加限定。「本楼」に足を運んでいただけるのは、この春これが最後のチャンスです。本が好き、本屋が好き、図書館が好きというみなさんには、垂涎の空間。ぜひお見逃しなく。

 

 

◇51[守]師範陣によるエディットツアー◇

「あなたに潜む編集術~硬直した思考を柔らかくする~」

 

■日時:2023年4月23日(日)14:00~15:30

■参加費:リアル参加の場合/1,650円(税込)、オンライン参加の場合/1,100円(税込)

■会場:リアル参加の方は、編集工学研究所「本楼」(東京都世田谷区赤堤2-15-3)へお越しください。オンライン参加の方は、お好きな場所からZoomへアクセスしてください。ZoomURLは申込時にお伝えいたします。

■人数:リアル参加は15名限定、先着順です。(オンライン参加には定員はありませんが、お早めにお申し込みください)

■対象:未入門者のみなさま

■内容:イシス編集学校が本拠地にする「本楼」を見学し、基本コース[守]で学ぶ型を使ったワークショップを行います。どなたでもお楽しみいただける内容ですので、編集についての知識は必要ありません。

■詳細・お申込み:https://shop.eel.co.jp/products/detail/546

 

■未入門者のみなさんはこちらもぜひ↓

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  • 若林牧子

    編集的先達:白洲正子。長身たまご顔にキュートな声、すきをつくる編集力と天然発言で、アシスタントにしたいNo.1師範。四国と東京をつないで活躍する食と農のコーディネーターでもある。通称は若まっこ。

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    「数寄」とは、何かの風情や風趣に心を奪われること。53期[守]師範による「数寄語り」シリーズの第一弾は、その手間を尽くすしつらい・もてなし・ふるまいに「過剰なおもてなし」という枕詞をもつ若林牧子だ。先達の溢れんばかりの数 […]

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      イシス編集学校は、花盛りだ。 48[破]コースは一番ダッシュでスタート、ただいま賑わいの春である。 49[守]は定常コース満員御礼にていよいよ4/25(月)に出航する。 師範代養成講座の37[花]はGW明け […]

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    なんてもったいないんだ。 『編集力チェック』を受けたことのない人が多いらしい。イシス編集学校の重要なツールで、しかも無料なのに。自分の気づかない思考の動きに「指南」でハッとして、ドキドキする初恋体験をしないままだなんて… […]

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。