9月末締切!編集熊手Tシャツ(限定受注販売)【84感門】

2024/09/21(土)08:04
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 イシス編集学校25周年番期同門祭を記念した「編集熊手Tシャツ」が期間限定販売中です。申込は9月末まで、締め切り前のお申し込みをお急ぎください。

 

 

 第84回感門之盟 25周年番期同門祭(9月14日,15日)は満員御礼、大盛会のうちに閉幕をしました。当期も過去期もISIS co-missionも、垣根を超え、属性を越境し、400名が集い感門を寿ぎました。

 会場の隅々にまで感じられるのは松岡正剛校長の面影。イシス編集学校25年のクロニクルにはっきりと刻まれた2日間の饗宴。「編集熊手Tシャツ」は、会場での賑わいがそのままぎゅっと要約されたかのようなデザインが特徴です。

 

 背中のデザインをよくご覧ください。編集熊手の中央には松岡校長もどきのデヴィッド・ボウイお多福に、宝船に乗った七福神ISIS co-mission。本も月もたらこスパゲティーも、感門団もエディストも黒膜衆も全部のせ。千夜千冊と編集工学ののぼりもあれば、3A(Analogy, Affordance, Abduction)も隠れています。他にもたくさん編集的趣向が凝らされた装飾が散りばめられていますので、手に取ってじっくり探してみてください。

 

 

 今回のデザインにあたり、デザイナー穂積晴明は『見立て日本』(角川ソフィア文庫)を参考にしたといいます。特に肖ったのは「吹寄せ」「寄」「将来」「縁起かつぎ」4つのキーワード。そこから読み解いてみると編集熊手Tシャツに込められた編集方針は、こう言えるでしょう。

・組み合わせてまぜまぜすると別様の価値観があらわれる。

・寄せ集めて、何かに近づき、気持ちをそこに傾ける。

・何かがもたらされる将来を招来する。

・縁起物はバッグに入れたり、包装紙にくるんだりしてはいけない。

 ここから、松岡校長の言葉を汲み取ったデザイナーの思いまでもが浮かび上がってきます。

 

 もう一度言います。今だけ、ここだけの縁起物「編集熊手Tシャツ」は、9月末までの期間限定販売です。25周年に思いを寄せて、ぜひお手に取ってみてください。その時は『見立て日本』もお忘れなく。

 

写真はMサイズ

デザイン:穂積晴明

 

◆25周年番期同門祭 記念Tシャツ

価 格:5,000円(税別・送料込み)
サイズ:S・M・L・XL

サイズ 身丈 身幅 肩幅 袖丈
S 65 49 42 19
M 69 52 46 20
L 73 55 50 22
XL 77 58 54 24

素 材:綿100%

カラー:黒

申 込:https://shop.eel.co.jp/products/detail/763

この商品は受注生産のため、2024年9月末までの期間限定受付となります。10月から順次発送いたしますので、到着まで楽しみにお待ちください。※発送メールはお送りいたしません。

 

  • 後藤由加里

    編集的先達:石内都
    NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。