【感門之盟通信 Vol.03】松丸本舗 限定復活!

2024/08/05(月)08:04
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 第84回感門之盟の会場に松丸本舗の「本殿」が登場します!

 

 9月14日(土)・15日(日)に行われる「25周年番期同門祭」の2日間限定で、あの松丸本舗がやってきます。松丸本舗は、2009年から2012年まで丸善丸の内本店4階に設けられた実験的書店空間です。校長松岡正剛がプロデュースした図書空間は、本との予期せぬ出会いができると、訪れた誰もが夢中になりました。編集学校の多くの方も足を運んだのではないでしょうか。

 

 松丸本舗には「本」の漢字がついた蔵書群がありました。「本集」「本家」「造本」「懐本」「橋本」「本相」「本人」「本座」…。「本殿」はその中心に位置し、求龍堂版『千夜千冊』全集の各巻タイトルが大見出しとなり約2万冊を収蔵していました。今回の感門之盟会場で、松丸本舗「本殿」の面影を感じながら本を通した交流ができる仕掛けをブックショップエディター(BSE)と準備しています。

 

 ブックショップエディター(BSE)とは、松丸本舗で大活躍した本のコンシェルジュ。訪れた人にピッタリの本をセレクトし、気づけば何冊もの本が買い物カゴに入っていたということも。

 

 冊匠として多読ジムをけん引し続けている大音美弥子、着物姿も艶やかに本棚案内やワークショップもしている森山智子、[遊]物語講座でも長らく師範代を担当していた大野哲子、ライブラリアンとして図書館以外でも活躍している川田淳子、16[離]の別番でもあり、企業研修も軽やかに行う小川玲子。5名のBSEが絶賛選書中です。

 この5人のBSEが松丸本舗エプロンを身にまとい、みなさんをお出迎えします。あなただからこそのとびきりの本を選んでくれるでしょう。会場ではもちろん書籍を購入できます。本の目利きたちが選んだ書籍を、あなたの本棚にもプラスください。

 

 ★松丸本舗の注意事項★
  当日は「現金のみ」のお取り扱いとなります。千円札の不足が予想されるので、両替してご来場ください。

 

 第84回感門之盟では、この他にもみなさんが編集学校25年を感じ楽しめるコーナーを多数ご用意しています。BSEのみなさんの他にも、多くの方が感門之盟に参加します。詳細はまた続報でお届けしますのでお楽しみに。

 

第84回感門之盟 「25周年 番期同門祭」特設サイトオープン

「番期同門祭」の情報を集約した特設サイトを開設しました。感門之盟の概要や、新着情報も随時アップしていきますのであわせてチェックしてください。

 URL:https://eskanmon84.mystrikingly.com

こちらのサイトを共有して、自分の教室の仲間や師範代の方は学衆さんにお声がけして、みなさん一緒に感門之盟にご参加ください。

 


■イシス編集学校 第84回感門之盟「25周年 番期同門祭」

 開催日:2024年9月14日(土)・15日(日)※開催時間は12時前後を予定しています。

 会場 :netone valley(ネットワンシステムズ イノベーションセンター)東京モノレール「大井競馬場前駅」徒歩2分

 

▼お申し込み
 ◎53守、52破、41花、16離のみなさんはコチラ
  https://shop.eel.co.jp/products/detail/750

 ◎OB・OGの方はコチラ
  https://shop.eel.co.jp/products/detail/748

 ★お申し込み締切★
  2024年8月28日(水)


▼参加費
 一般:10,000円(税別)
 未入門/ご招待:5,000(税別)

 ※2日間の通しチケットです。当日のドリンク、おやつ等は無料です。25周年記念冊子、ISISバッジ等のプレゼントがあります

 ※小学生以下のお子様は無料です。お子さんの名前を「お問い合わせ欄」にご記入ください

 ※未入門のご家族やご友人もぜひ一緒にご参加ください。メイン参加される方に紐づいた申し込みページからお申し込みください。

 ※会場入場にはQRコードが必要になります。QRコードは別途ご連絡します。


 

25周年の場、ぜひご一緒ください。

 


▼感門之盟通信

 Vol.01 25周年記念大感門!9/14(土),15(日)開催

 Vol.02 タイトルは「25周年 番期同門祭」

 Vol.03 松丸本舗 限定復活!

 

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。