雨ふりひそひそ 学校説明会

2022/06/24(金)18:00
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梅雨の中休みになりそうな6/25(土)、豪徳寺ISIS館 本楼では「雨ふりひそひそ 学校説明会」を開催する。秋の記念すべき50期[守]に向け、編集道の寄り道が止まらない細田陽子師範代が満を持しての登場だ。

 

細田は、小6で日刊学級新聞を発行、大学生でミニコミ誌発行、就職後も広報課でコラムを書くなど、カクカク体験を重ねてきた。イシスには[遊]物語講座を受講すべく入門したのだが、編集道中で「方法」の沼にはまり、[ISIS花伝所][離]多読ジムなどを通過、現在は帝京大学の共読ナビゲータとして活躍中である。


大学生の新書読みにエールを贈りながら、彼らが紹介してくれる本にも食指が伸び、読みたい本は増えるばかり。最初の目的だった[遊]物語講座の受講は先延ばしにしている。

 

2022年春のP1グランプリ最終決戦。『わたしのマスク展』では細田のひそひそささやき語りが会場を笑いに包んだが、遊刊エディストではその顔はマスキングされてしまった。

 

明日の学校説明会は、本楼の2万冊の本に囲まれて編集ワーク体験も予定している。もしも回答につまっても、マスクを外した細田がこっそりひそひそヒントをくれるだろう。

 

梅雨の晴れ間に、ぜひお気軽にご参加ください。

学校説明会は、無料で毎月開催中!いずれも 14:00~15:30

■6/25(土)のお申込みはこちら

  • 八田英子

    編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。