クリスマスの朝から大興行「シン・お笑い大惨寺」

2023/12/24(日)12:00
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いよいよ明日12月25日、クリスマスの朝に「シン・お笑い大惨寺」の大興行が始まる。
ここまで告知記事を9連打してきたが、「結局、何が始まるの?」という方も多いだろう。すでにテスト問題にこうじている方も、全体像は掴めていないに違いない。


安心召されよ。筆武将というロールを(突然)授かった私ですら、実はよくわかっていないのである。

というわけで、今まで判明していることを、《たくさんのわたし》ならぬ、《たくさんの大惨寺》で言葉にしてみたい。

 

たくさんの大惨寺

 

1)大惨寺は、誰でも参加できる「言葉遊びのコミュニティ」である。
2)大惨寺は、毎朝お題が出題される「脳のラジオ体操」である。
3)大惨寺は、言葉と笑いを磨き抜く「千日回答行」である。
4)大惨寺は、出武将、火付衆は組、あのー衆などアヤシイロールが跋扈する「イシスの城下町」である。
5)大惨寺は、参加者が勝手にロールを名乗れる「治外法権都市」である。
6)大惨寺は、遊刊エディスト記事を紹介する「書き込み自由の掲示板」である。
7)大惨寺は、ラジオや映像にもなる「可変自在のコンテンツ」である。
8)大惨寺は、2000~2012年に実在した「まぼろしの笑いのバザール」である。
9)大惨寺は、出題→回答→指南のスタイルを作った「編集学校のアーキタイプ」である。
10)大惨寺は、表彰・イベント・商品を企画・遂行する「事件請負代理店」である。
11)大惨寺は、……

 

……続きは、体験した皆さんに埋めてもらうことにしますか。なぜなら、「シン・お笑い大惨寺」は、参加した皆さんの関わり次第で、どんどん姿を変えていく「編集的自由の国」なのだから。

  • 角山祥道

    編集的先達:藤井聡太。「松岡正剛と同じ土俵に立つ」と宣言。花伝所では常に先頭を走り感門では代表挨拶。師範代登板と同時にエディストで連載を始めた前代未聞のプロライター。ISISをさらに複雑系(うずうず)にする異端児。角山が指南する「俺の編集力チェック(無料)」受付中。https://qe.isis.ne.jp/index/kakuyama

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。