[守]速修プラン 開講1週間前!

2021/11/15(月)19:15
img CASTedit

1日24時間じゃ足りない…という人は、編集を学ぶといい。


10月30日と11月7日の2日間、この秋開講する[守]コース速修プランの学校説明会が行われた。メインナビにはISIS花伝所の田中晶子所長が、編集ワークのナビには現在[破]応用コースで“アイドルそのママ教室”を率いる新井和奈師範代が初登場した。

 

産後セルフケアインストラクターとして働き、3人(12、10、5歳)のママでもある新井は「編集」を学んでから時間管理が飛躍的にうまくなったという。コロナ禍において、在宅ワークの難しさもありながら、インストラクターとママと師範代のポリロールを、実に楽しそうにこなしていることが何よりの証拠である。

 

アイドルそのママ教室では、時に「こんにちは、雪女、スパルタ和子です」という恐ろしい挨拶文で指南がはじまるが、学衆は「おかげさまで光が見えました」と顔をほころばせ、「夜中に投げた回答の指南がもう返ってきてる~!」と驚きの日々をおくっている。

 

新井は「インストラクター仲間のみんなに編集を学んでほしい」と野望も持っているそうだが、これはおそらくイシス編集学校の師範代みんなの野望でもあるだろう。時間が足りないと思う人にこそ、編集を知って欲しい。

 

この日の学校説明会では、情報を「分母と分子」のセットで捉えるという編集の型「地と図」を使って、言いかえたり、新しい視点を獲得するワークを行った。スパルタ和子ママのナビに「もっとひねった答えを言いたいんですけど」「他にも出そうなんだけど思いつきません」と身もだえした参加者のほぼ全員が、[守]コース速修プランに申込んだ。

開講まで1週間。いよいよ編集術を手にする日が迫っている。

 

▼[守]コース申込・詳細はこちら

https://es.isis.ne.jp/course/syu

  • 八田英子

    編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。