【連載】ETS群島キャスト08「発想と表現の方法を体験したい」農業経営 J.Tさん(福島)

2019/10/12(土)18:00
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【Q.受講のきっかけは?】

 以前からコーチングや、発想の転換をするための方法について興味がありました。

 

 エディットツアーで行う内容は、既存の講座とは違うアプローチだと聞き、新たな切り口を知りたいことから受講を決めました。

 

【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】

 従来の講座とは違い、型でアプローチする方法が新鮮でした。「型」を使うことによって広がる世界が多様なことを、それぞれの発表を通して目の当たりにしました。

 

 参加者の考えの多様性にも驚きましたが、それ以上に編集学校で学んだ方々がとても個性的で、そんな人たちが集まる学校がネット上にあることに一番興味を持ちました。

 

【Q.今後にどう活かしたいですか?】

 人と話をする際に、秘めている多様性を引き出すために、今回学んだ方法を活かしていきたいと思っています。  

  • 鈴木康代

    編集的先達:網野善彦。マイクを両手でもってふくしま訛りで語るメッセージは編集の確信をとらえ、誰もの胸を打つ。二代目守学匠としていまやイシスの顔。野望は「続3.11を読む」の編集。

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。