【連載】ETS群島キャスト05「”なんか面白そう”な匂いに誘われて」田中賀子さん(大阪)

2019/10/11(金)11:00
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【Q.受講のきっかけは?】

 山根さんが講師をされるということで、母から時間があるなら面白そうだから行ってみない?と誘われて受講しました。

 

【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】

 普段使わない部分が刺激されて、サビついた頭がギギギーっと動くようでした。考えるのは大変でしたが、とても楽しかったです。

 

 発想の飛ばし方と思いついた発想のまとめ方を学べました。思いついたことをとっ散らかったままにせず、どうやってまとめるかも重要だと感じました。

 

 編集思考素は物事の情報を整理するとき以外にも、何か物事をつくるときにも使えるので、日常で使えるタイミングが多そうだなと思いました。(物語をつくるときやテレビで聞いた情報の整理など)

 

 最後のパビリオン企画は難しかったですが、上手くまとまると気持ちが良かったです。

 

【Q.今後にどう活かしたいですか?】

 趣味で絵や漫画を描くことがあるので、考えをまとめたい時にエディットツアーで学んだことを活かしたいと思います。

  • 山根尚子

    編集的先達:内田樹。身体も言葉も笑顔もひたすら柔らかいヨガ講師。あらゆることを生き生きとした情報ととらえ、むっちゃ楽しそうに語れるのが真骨頂。「ISIS」の字をヨガで見事現した壁紙は無料配布中。

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。