この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

昨日、DNP五反田ビルで開催された第70回感門之盟。お待ちかね、撮れたての五反田コレクションです。
BGMはもちろん、パティ・オースティンの「Kiss」。ザ・ロイヤル・ティーンズ「Short Shorts」ではありません。
![]() 江野澤師範代 秋の桜のコスモスでみんなを迎えたい。 |
![]() 目元もピンクの花びらが舞う。 |
![]() 平野師範代 アンティークとポップの一対です。 |
![]() GuestたちをHostする感門団、纏のファッションでおソロイです。 |
![]() 木村月匠 多読の秋、エディストも秋。 |
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![]() 鈴木康代学匠 秋の感門之盟をイメージ、マネージ。 |
![]() 西師範代 はじめての師範代登壇には着物を着るのが念願でした。師範代といえば、やっぱり着物! |
![]() 佐々木局長 「遊刊エディスト」にちなんでエディスト色に。 |
![]() 池澤師範 FASTなボーカリストです。 |
![]() 桂師範 キモノ・レディースに仲間入り。 |
![]() 深谷花伝師範 林頭のリクエストです。 |
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![]() 佐藤師範代 あたらしい教室名にも入っている「幕末」、時代物が大好きで、今日は着物で晴れ舞台。花伝所「やまぶき道場」にちなんで、やまぶき色の帯締めを今日に新調しました。 |
![]() 八田律師1 イシスですよ〜。 |
![]() 八田律師2 イシスは再生の神様。守を終えたら破へ。 |
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
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【多読アレゴリアTV】一倉広美の「イチクラ!」着物をアートでコーデする
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コメント
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2025-06-10
この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。
2025-06-10
藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。
2025-06-06
音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。