【多読アレゴリア:着物コンパ倶楽部】New! 2025春に始まります~(vol.1)

2025/02/04(火)08:00
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多読アレゴリア【着物コンパ倶楽部】

みなさーん、こんにちわ。森山智子です!

2025春「着物コンパ倶楽部」がいよいよ始まります。

お申し込みも始まりましたね。

 


2025夏のご案内は【こちら】からどうぞ


 

30歳をすぎたある日、「もうハイヒールで勝負できない。おばあちゃんになった時には着物が着れるようになっていなくちゃ」と激しく決心して初めてひとりで着物を買いに行って、なんとか自分で着れるようになったのが1999年のこと。そしてさらに編集と出会って人生ますますアレゴリア!

 

今きっと、日本には”再び”が必要。

縄文以来の日本の歴史の中から何を「再び」しましょうか?と尋ねられたら、「着物」と思う人はきっと多いはず。

 

着物、帯、帯揚げ、帯締め、「着物」の中にはたくさんのマリアージュの悦びがあります。

おかずだけの縄文に白いご飯の弥生がやってきた衝撃のように、稲を作る方法を持ってきた弥生の人たちが、海の幸、山の幸を手に入れる方法に長けた縄文の人たちに出会ったように。そしてその出会いの結晶が「おにぎり」や「おむすび」という名となりました。

 

焼きたての塩鮭に、炊きたてのご飯。

 

まさに生きている歓び(アレゴリア)を一番感じる瞬間。

ああ。。なんて幸せなんでしょう。

 

そんなよろこびの瞬間を「着物」というファッションで何度も再生したい。

「着物コンパ倶楽部」はその方法に分け入り分け入ることも楽しむ倶楽部です。日本や着物のこともっと知りたいな、着物着てみたいなと思っている方ならなおのこと、思いがけない方法で体験いただけると思います。

 

 

着物が日本人の普段着の座からすっかり降りてしまったのは昭和50年代(1980年前後)の頃でした。あれから50年経って、もはや着物は普段着ではなく「展示ケースに入った民族衣装」的なものになりつつあります。

だけど私自身の経験から次の3つのことが解決すれば、きっと着物を普段のワードローブに再び取り戻すことができると確信しています。

1.自分で選べる

2.自分で着れる

3.自分でお手入れ(洗濯)できる

 

特に1の「自分で選べる」が実現すれば、2と3はなんとかなるのです。

ですので「着物コンパ倶楽部」のキャッチコピーはズバリ「着物を日常のワードローブに取り戻すクラブ」。そしてクラブ活動ポリシーは「お気楽極楽で、お手軽なのに毎回新鮮」というスタイル。そこで最初の2025春は「着物を知る」ためのコンテンツを準備中です。

 その制服ずるい

 遊王、家斉

 木綿以前

 ジュバンとファスナー

 機(はた)と桃(もも)

など

 

本日のご案内はここまで。

次回(Vol.2)は「参加者はどんなことをするの?」についてお伝えしますね。

 

お申込みは2月24日まで。定員は20名です。

アンテナとご興味が立った方、この機会にぜひご一緒しませんか。春夏秋冬、着物コンパで楽しみましょう!

 


多読アレゴリア2025春「着物コンパ倶楽部」

【定員】20名

【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025haru

【開講期間】2025年3月3日(月)〜2025年5月25日(日)

【申込締切】2025年2月24日(月)

【受講資格】どなたでも受講できます

【受講費】月額11,000円(税込)
 ※ クレジット払いのみ
 ※ 初月度分のみ購入時決済
 以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
 例)2025春申し込みの場合
 購入時に2025年3月分を決済
 2025年3月26日に2025年4月分、以後継続

 ・2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。
 ・1クラブ申し込みされた方にはクーポンが発行されますので、そちらをご利用の上、2クラブ目以降をお申し込みください。

【お問合せ】allegoria@eel.co.jpまでご連絡ください


 

(文)森山智子

 

【2025春 多読アレゴリアWEEK】

2025春 始動★多読アレゴリア募集スタート!!!!!

 

▼着物コンパ倶楽部

New! 2025春に【着物コンパ倶楽部】始まります〜(vol.1)

 

アイキャッチ画像:森山智子×山内貴暉

  • 森山智子

    編集的先達:和泉式部。SE時代にシステムと着物は似ていることに気づき開眼。迷彩柄の帯にブーツを合わせる、洋服生地を帯に仕立てる等、大胆な着こなしをはんなり決める。イシスにも森山ファンは数多い。
    2025年春の多読アレゴリアのクラブ開講に向けて準備中。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。