エディスト編集部のイチ推しセレクション [2024年10月]

2024/11/01(金)12:10
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公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!そのなかからエディスト編集部メンバーが厳選した、もう一度読みたい注目の”今月の推しキジ” をお届けしています。

 

今回は、9月に公開された記事の中から選ばれた記事をご紹介します。気になった記事をぜひ読んでみてください。

 

では、9月の推しキジ、発表~です!!

 

    • 1後藤’s 推しキジ! 
    •      ー 追悼特集からPick!

 

【追悼】松岡さんの面影は、私たちの〈創〉を刺激し続けただろう(大澤真幸)
松岡校長の訃報から9月14日第84回感門之盟開催までの間、遊刊エディストでは毎日追悼記事が公開されました。
編集学校メンバーへのディレクションやエピソードの隅々に校長の面影が感じられ、〈たくさんの校長〉と出会いなおしている思いがしました。驚いたのはISIS co-missionやゲスト講師の方が綴る松岡さんとの初めての出会い。若くして、松岡さんからプロジェクトメンバーに声をかけられた、というエピソードが少なからずありました。その一つとしてISIS co-mission大澤真幸さんによる追悼記事が強く印象に残りました。新しい才能とともに一緒にコトを興していく。編集学校の背骨にあることを追悼記事から改めて教えてもらった気がしました。── 後藤 由加里

  • マツコ
    マツコ
    みんな、それぞれに走り続けた8月、9月でした。追悼記事が編集部にたくさん寄せられました。そのほぼすべてに密着取材をしていたフォトグラファー後藤由加里さんの写真が使われたことを、マツコは特筆したいです。記事に使用するための校長写真を厳選するプロセスでは、さまざまな思いが交錯したことと思います。たくさんの松岡校長がエディストに出現するたびに得も言われぬ気持ちになりましたよね。
  • 2 マエストロ上杉’s 推しキジ!  uesugi
  •      応援ファンファーレでPick!

     

    第84回感門之盟】「25周年番期同門祭」Day1 公開記事総覧

    25周年を迎えるイシス編集学校の大イベント「25周年番期同門祭」が、2日間にわたりイノベーションセンターnetone valleyで開催。今回の感門之盟はリアルのみかつ定員で申込が締め切られたため、「参加したかった」「どんな様子だったのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、エディストのリアルイベントをスクープするJUSTライターのみなさんを中心にライティングされた記事を一覧でご覧いただけます。ご参加できなかった方はこちらで当日の会場の様子などをイメージいただけたら嬉しいです。 ──上杉 公志

  • マツコ
    マツコ
    まだまだエディスト編集部が弱小の頃、上杉公志さんが立ち上がった。そしてJUSTチームが結成されたのでした。ロールがあったり、プライベートの事情があったりで、JUSTチームメンバーは入れ替わり立ち代わりになりながらも、一人一人ができる範囲で、いや、できる範囲を超えて全力と情熱を尽くしてJUST記事を生み出してくださっています。
  •  
  • マツコ
    マツコ
    そして、続くこの選者が注目したのも~!!!

3 チーム渦・角山’s 推しキジ! 
      JUST記者の編集力を発見Pick!

 

⦿教室風景を重ねて贈る――53[守]先達文庫【84感門】
先の大感門では、感門団、黒膜衆といった縁の下ロールが会を特別なものにしていたが、同様に活躍していたのがJUST記者の皆さんだ。瞬時に放つ、という制約の中でどこをどう切り取るか。どんな情報を付加するか。どう面白くするか。中でも米田奈穂記者の奮闘ぶりが印象的だった。例えばこの「先達文庫」記事。先達文庫を紹介すれば事足りる。だが米田記者は、先達文庫のそもそもをたどり、[守]の関係者に取材を重ね、ただの紹介記事以上のものに仕上げた。あの短時間で! 感門JUST記事は“編集の見本市”だった。 ──角山 祥道

マツコ
マツコ
いやいや、JUSTチームにあたたかい光があったってマツコ感涙です。感門之盟の会場では、後ろにJUST記者席が設けられ、みんなが必死に記事を俊足編集していたんですよね。床すれすれのすんごい角度から写真を撮ったり(笑)角山師範にJUSTチームをとりあげていただけるとは米田記者もJUSTチームメンバーもきっと感激ですね~。角山祥道師範の先達文庫を渡す和服姿も粋ですなぁ。これからもJUSTチームに注目してくださ~い!

4 吉村林頭’s 推しキジ! 
      ─ ISISの今Pick!

 

⦿復活松丸本舗!のブース突撃レポート【84感門】

  • 25周年番期同門祭の二日間に出現した祝祭空間の一部始終は、ぜひエディスト感門記事をご覧いただければと思う。この二日間のしつらえハイライトといえば、なんと言っても「松丸本舗」の復活だろう。ブックショップエディターも勢揃いしてのお目見えは大盛況となった。こちらの記事を仕上げたのは、エディストのJUSTライターとして活躍中の畑本ヒロノブ。ゼネコンで働く土木系エンジニアである畑本は全てのイベントに出席し、最前列に座り、質疑応答のコーナーになるや否や、進行役に目配りしながら挙手する。その物怖じしない質問姿から最近は「畑本名人」の愛称で呼ばれている。畑本師範代紹介記事はこちら ── 吉村 堅樹
    •  

  •  ISIS 25周年師範代リレー [第48期 畑本ヒロノブ 深掘りをつづける編集工学の継続者]
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マツコ
マツコ
畑本ヒロノブさん。感門之盟では、ご自身のロールがありつつ、舞台にあがって挨拶したかとおもいきや、JUSTチームのデスクまわりに出現して、記事を書いてくださっていたのでした。マツコはお名前は存じ上げていたのですがリアルでは初対面、お手製のプリントTシャツが秀逸で、情熱がね、もうTシャツからあふれ出ていましたね。これからもイシス編集学校の内外を縦横無尽に<特報>されることを期待しています!!

 

マツコ’s Plus ONE! ?

 

 畑本ヒロノブが手掛けた、突入レポート<特報>、3連発!!!

 

 ホップ:  <特報>モノに宿るタイムマシン機能に気づこう!(国際シンポジウムの記念講演)

 ステップ: <特報>新年に「吉」を呼び込む現代書シンポジウムレポート

 ジャンプ: <特報>伝習座:津田一郎さん講義「カオス理論と物語編集術」突入レポート

 

以上、2024年9月の記事から、エディスト編集部の”イチ推し” を厳選してお届けしました。

みなさんのオシは、見つかりましたか?

 

さあ、次に選ばれるのは、あなたの記事かもしれない!

 

 


 

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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。