松岡正剛写真を展示します [9/10(火)〜15(日) 東京 渋谷]

2024/09/04(水)12:05 img
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 校長松岡正剛の写真を渋谷で展示します。

「原点 – 記録・断片・まなざし」と題して、書斎での執筆風景をメインに、5年間の記録を約30点の写真で構成しました。

 

 

 写真展は、東京写真学園/写真の学校プロカメラマンコース修了生・在校生有志10名によるグループ展です。当初は全く別の写真を出展する予定でしたが、松岡校長の訃報を受けて急遽組み立て直すことにしました。ほんのわずかな展示スペースですが、松岡校長が多くの時間を過ごした書斎を少し覗き見るような展示を予定しています。校長松岡正剛の気配や面影に、写真を通して出会ってもらえたらと思います。

 

 9月10日(火)〜9月15日(日)まで、ギャラリー・ルデコで開催します。奇しくも会期は、第84回感門之盟「25周年番期同門祭」と同じ期間になりますが、ぜひ渋谷にお越しください。

 

協力:松岡正剛事務所

 


 PCE ’24 (Professional photographer Course Exhibition 2024)

 会期:2024年9月10日(火)〜9月15日(日)

 時間:11:00〜19:00 [最終日11:00-16:30]

 入場:無料

 会場:ギャラリー・ルデコ5階(渋谷駅東口徒歩5分)

 詳細:https://ledeco.net/?p=20962

 *後藤由加里在廊予定:9/10(火)14:00〜, 9/12(木)11:00〜15:00


 

 

  • 後藤由加里

    編集的先達:石内都
    NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。