【仙台9/1(日)】エディットツアーJapans ~本から本へ、編集のタネで青葉シゲれる~ 杜の都でブックワークショップ

2024/08/20(火)22:16
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東北最大の都市。青葉繁れる城下町仙台市。
仙台藩を治めていた伊達政宗公は、屋敷内に栗・梅・柿などの実のなる木や竹や杉などの木々を植えることを推奨したといいます。

 

なぜ?日常の暮らしの中で、食料や燃料となる木々を育てることで、飢饉に備えたのです。

やがて屋敷の周りを囲んでいた緑は、戦火や震災の危機をくぐり抜け、まちを表する緑となり「杜の都」と呼ばれるようになりました。

 

編集学校では、編集の意味を拡張し、一見関係のなさそうなもの同士をつなぐことで見え方をガラリと変えることが出来ます。

その体感ができる会場は、新しい、面白い、ためになる環境ネタが詰まった3000冊余りの蔵書が魅力的な「せんだい環境学習館たまきさんサロン」。

 

本から本へ。杜の都でブックワークを楽しんで見ませんか。
本が気になる方なら誰でもご参加ください。学生さんも大歓迎です。

 


 夏休み特別企画 イシス編集学校の大人気講座
 ~本から本へ、編集のタネで青葉シゲれる~
 杜の都でブックワークショップ

 

■日時:2024年9月1日(日)10:30-12:00
■会場:せんだい環境学習館 たまきさんサロン
https://www.tamaki3.jp/salon/access/
(〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)
■定員:先着15名(組)
■費用:1,500円(茶菓付)*当日会場で現金にてお支払いください。

参加申込はこちらから↓

     https://shop.eel.co.jp/products/detail/745


■ナビゲーター
 イシス編集学校 師範 森由佳、師範代 葛西淳子、山口喜芳


 

文:葛西淳子

  • イシス編集学校 エディットツアーJapans

    2025年、イシス編集学校は開校から25年の節目を迎える。日本ISIS化を目指し、ISISエディットツアーJapansが、全国津々浦々で群島的編集力を引き出していくべく編集フェスを開催、乞うご期待。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。