【ほんのれんラジオ:鬼05】「いいね」=「どうでもいいね」!? 岡本太郎に学ぶ、内なるパワーを爆発させるヒント3選

2024/03/07(木)08:40
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本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新回が公開されました!

 

今月のテーマは、なんと「鬼」。

 

3/6(水)に公開されたのは、シリーズ11作目「鬼はソト?鬼はウチ?」の5本目。

「いいね」=「どうでもいいね」!? 岡本太郎に学ぶ、内なるパワーを爆発させるヒント3選

 

このエピソードでは、鬼才・岡本太郎に「鬼になる方法」を学びます。だれもが知る名言「芸術は爆発だ」の真意とは? きっとあなたのイメージが、誤解だったと気づくはず。

 

▽今回のトピック

「鬼になる」ためのハウツー?!/リスクを排除する社会で/北野武、ブラックジャック…鬼才っぽい人は誰/鬼っぽい天才代表:岡本太郎/鬼才入門書『自分のなかに毒をもて』/「鬼才」になる3つの方法/自分と闘え!アンチになれ!/押井守『世界の半分を怒らせる』/坂本龍一「芸術が役に立ってたまるか」/きれいはダメ!いやな感じをめざせ/エゴン・シーレ、ジャコメッティ、フランシス・ベーコンは美しい?/冬の木/死んだ魚の美しさ/みんなが誤解している「芸術は爆発だ」の真意/アレクサンダー・マックイーンの独創性/ザリガニ大好き!でいいじゃない/あなたは何に燃えたいか?(語り手:ニレ、おじー、はるにゃ)

 

▼紹介したゲスト本

『自分の中に毒を持て〈新装版〉』岡本 太郎(著) 青春出版社 2017

▲ほんのれん旬感ノートより

 

▼ラジオの内容をさらに深掘りするなら

 「BUSINESS INSIDER」で連載中の「旬感本考」を

 この社会の息苦しさはどこから来るのか。鬼才・岡本太郎の言葉と5冊の本で読み解く「無鬼社会」の歪み

 

▼アプリ「スマートニュース」内「SmartNews+」でもポップにキュートに本を紹介

生命に学ぶ! 自律的なチームが成立する条件は?

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。