【ゆらめく読書体験!】2/15(木)20時00分~ 共読online目次読書ワークショップ開催!

2024/01/28(日)08:00
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 2月が近づき、節分のための豆まきの準備や恵方巻の予約が進んでいますね。

 巻き寿司を手に取って丸ごと食べるように、本棚にある積読本をドンドン消化したいところ。しかしながら、いざ休日になっても1冊も読めていないという事態になった覚えはないでしょうか。

 たくさん買った本を机に向かいながら読み解いて身体知にしたいあなたにイシス編集学校の共読onlineをおススメします。Zoomを使ったワークショップを通じて1冊の書物をたったの60分間で読む「目次読書法」が伝授され、濃密な読書を実践できるでしょう。

 

 次回の開催日は来月2月15日、20時スタートです。今回のナビゲーターは前回と同じく、編集学校における方法読書の伝道師「冊師」を務める重廣竜之に決定しました。

 多読ジムseason16秋から【スタジオ∵ファジー】を受け持ちつつ、スタジオ受講者「読衆」からの回答に含まれる編集プロセスを読み取りコメントを手渡します。書物中に含まれている情報と情報の「あいだ」に隠された見方を柔軟に取り出すことで読衆を驚かすことが得意。

 さらに、著者が強調するキーワード群や、読衆が選んだキーセンテンスから立体的に情報を視る方法の型や編集術に基づく、潤い豊かなコメントを手渡しています。書物を通じたトレーニングを進めながら【スタジオ∵ファジー】の読衆たちの読書筋が現在、急上昇しているもよう。なお、別スタジオでの読衆を兼任し、「蒸籠」と名乗りを上げて、自身の読書マラソンを怪走する一面も持っています。

 

 ワークショップでは60分プラス15分のロスタイムで重廣のナビゲーションによる参加者全体の振り返りが行われる予定。新しい見方を共有することで20冊分読んだかのような気分となり、もっとたくさんの本と交際したくなります。

 書物に振られそうになったときの処方箋も質問できるお得な時間を過ごせること間違いなしです。共読onlineでの方法読書に興味をもったみなさまのご参加をお待ちしています!

 


■日時:2024年2月15日(木)PM 20:00-21:00  集合 PM 19:50

■費用:1000円(税抜)

■会場:ZOOM開催 ※お申込み後にご案内いたします。

■人数:30名様まで

■対象:どなたでもご参加いただけます。

■ナビゲーター:イシス編集学校 師範代・重廣竜之

■内容:一冊の新書や文庫を持ち込み、ワークショップ形式で方法的な読書を体験いただきます。

■締切:2月10日(土)PM 15:00

 

■お申し込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/654

  • 畑本ヒロノブ

    編集的先達:エドワード・ワディ・サイード。あらゆるイシスのイベントやブックフェアに出張先からも現れる次世代編集ロボ畑本。モンスターになりたい、博覧強記になりたいと公言して、自らの編集機械のメンテナンスに日々余念がない。電機業界から建設業界へ転身した土木系エンジニア。

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。