【無料・オンライン】1/10(水)20時 イシス編集学校 学校説明会を開催します

2023/12/25(月)13:02
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「もっと才能があったらいいのに……」「才能のある人がうらやましい!」そう思うことはありませんか。
 
「才能の80%は編集力です」。イシス編集学校校長・松岡正剛は断言します。これはどういうことでしょうか。編集力とは、情報の可能性を引き出し、新しい価値を生みだす力のこと。日本人はもともと、木や石や紙などの素材に宿る力を「才」と呼び、才を引き出す技のことを「能」と言ったのです。情報に秘められた「才」をおおいに引きだす力が、編集力というわけです。
 
1月10日(水)20時から、この「編集力」を身につけるための方法についてご案内します。イシス編集学校のオンライン学校説明会です。ナビゲーターは、食と農のコーディネーターとして、食材という「才」を引きだすことを生業としている若林牧子師範。若林師範は、「才能の80%が編集力」というフレーズに射抜かれて2015年に入門。イシス編集学校で学ぶことで、農作物など自然のめぐみにも多様な意味があることに気づき、ひとつの食べ物から歴史や文化を感じられるようになったと言います。
 
学校説明会では、若林師範の実体験も交えながら、イシスで学べる内容や学びの仕組みをかんたんなエクササイズをまじえてご紹介します。
 
●学校説明会で聞けること
・イシス編集学校で学べる編集術とは何か
・イシス独自の編集稽古はどんな仕組みで行われるか
・入門者がトリコになる師範代とは何者なのか
・あなたの思考力をしなやかにする「型」の使い方
・15週間の編集稽古を無理なく続けるコツ などなど
 


イシス編集学校
オンライン学校説明会

 

■日時:2024年1月10日(水)20:00~21:30
■費用:無料
■会場:オンライン(お申し込みの方にZoomアドレスをご案内します)
■人数:限定15名様まで
■ナビゲーター:イシス編集学校師範 若林牧子(食と農のコーディネーター)
■内容:イシス編集学校で学べる内容をわかりやすくご説明します。イシス独自の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただけます。少人数での開催となりますので、個別でのご相談にもじっくりとご対応いたします。
■お申し込み:https://shop.eel.co.jp/products/detail/640
申込締切:1月9日(火)16:00


 

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。