【組織の悩みに、編集が効く】10/19(木)、組織改革のヒントをつかむエディットツアーを開催します

2023/10/12(木)08:37
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組織で働くみなさんには、共通する悩みがあります。
風通しが悪い、新しい発想が採用されにくい、旧態依然とした慣習がいっこうに変わらない――。

組織の体質を変えるのは、たしかに大変です。しかし、その問題に切り込む秘策があるとしたら? みなさんの職場が明日から変わるはずです。

 

イシス編集学校で学ぶ「編集術」は、個人のスキルを高めるだけでなく、じつは組織の問題にも切り込むことのできる方法なんです。

 

10月19日(木)のエディットツアーでは、「組織を編集する」という具体的な編集術をお伝えします。ナビゲーターは、ながらく労働組織で組織改革に尽力してきた阿部幸織師範。阿部師範は、2016年イシス編集学校を知って入門。編集術を学ぶと、「その組織に足りないものや滞っているものに対する関わり方が変わった」といいます。

 

今回のエディットツアーでは、ご自身の組織の問題点をあぶりだし、その問題にアプローチする編集術をご紹介します。組織の問題は、新しい可能性が生まれる大事な種。そんな見方の大転換を体験できるツアーです。

自分の組織に風穴をあけたい方、もっと働きやすい環境に変えていきたい方、上司や部下との関わり方に悩んでいる方の背中を押すような機会になるでしょう。

 

 

◆概要《本楼Edit Tour》


2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集ワークショップを開催いたします。どなたでもお楽しみいただける内容ですので、編集についての知識は必要ありません。お気軽にご参加ください。

■日時:2023年10月19日(木)19:30-21:30
■費用:1500円(税抜き)
■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■人数:10名様まで
■対象:どなたでもご参加いただけます
■ナビゲーター:イシス編集学校師範 阿部幸織
■内容:「本楼」の見学をしながら、イシス編集学校の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただきます。なかでも「組織」のあり方に焦点をしぼって、ワークをおこないます。

■お申し込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/609


 

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。