本の読み方が変わる! 10/8(日)イシス編集学校 学校説明会@本楼を開催します

2023/09/24(日)08:17
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イシス編集学校に入門すると、本の読み方が変わる――。入門者からよく聞く感想のひとつです。

 

2015年秋、歌うことに行き詰まったひとりのジャズシンガーが、たまたまイシス編集学校にめぐりあいました。あれから8年。彼女が振り返って感じるのは、入門したあのころと「本の読み方」が大きく変わっているという自身の変化です。

 

本業は歌い手の中原洋子師範は、イシス編集学校の多読ジムや世界読書奥義伝[離]で、大量の本を仲間とともに読む経験を重ねてきました。気づけば、本をすばやく読めるようになっただけでなく、自分で書くことも、話すこともスムーズになった。さらに、「書く」ことは、本業である「歌う」こととも同じだと気づいたといいます。

 

なぜ、イシス編集学校に入門すると「読み・書き」が同時に磨かれるのでしょう。10月8日の学校説明会では、ジャズシンガー・中原師範が歌うようにナビゲートいたします。会場は、東京世田谷の住宅地にある「本楼」というブックサロン。松岡正剛の蔵書2万冊がひしめくこの空間で、本の魔法に触れてみてください。

 


イシス編集学校 学校説明会

 

■日時:2023年10月8日(日)14:00~15:30
■費用:無料
■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■人数:限定15名様まで
■ナビゲーター:中原洋子(イシス編集学校師範、ジャズシンガー)
■内容:イシス編集学校で学べる内容をわかりやすくご説明します。イシス独自の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただけます。少人数での開催となりますので、個別でのご相談にもじっくりとご対応いたします。
■お申し込み:https://shop.eel.co.jp/products/detail/558

 

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。