イシスDO-SAY 2022年11月

2022/10/31(月)08:45
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11月の季語_鷲

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。

 

読書の秋、編集の秋!が、編集学校には到来しています。

1)本を図解しながら読み解いていく「輪読座」は、編集学校未入門の方も参加できる唯一のコース。今期は三浦梅園がテーマです。

2)「多読ジムスペシャルコース」は、芥川賞作家“村田沙耶香さん”をフィーチャーした特別プログラムを11月5日からはじめます。こちらは[破]修了者の方への、お楽しみ研鑽コース。

(12月24日にはどなたでもご参加いただける松岡正剛校長と村田沙耶香さんの対談イベントが待っています)

3)そして、多読ジム指導陣が運営する「目次読書ワークショップ共読online」も、11月23日に開催。

 

 ご自身にあった読書の腕の磨き方を、ぜひ見つけてください。

 

 

それでは、11月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。

(今月のカバー写真は、11月の季語「鷲」)

 

 

【2022年11月】

 

2022年11月3日(木) 師範IS&IS講 開催

2019年2月発足した「師範IS&IS講」。イシス編集学校の師範が集い、編集工学を深め、研鑽し合う特訓場。今回は、第6回目の開催です。

▶関連記事師範IS&IS講 11/30開催

 

2022年11月5日(土) 多読SPコース「村田沙耶香 開講LIVE」

今年の多読ジムスペシャルコースは、芥川賞作家の村田沙耶香さんをテーマに開催します。コース開講の日、村田沙耶香さんとのZoomセッションからスタートします。受講者のみに開かれた編集的学びのチャンス、どうぞご参加ください。

※お申込はこちら

▶関連情報 【定員30名】「村田沙耶香を読む」多読ジムSP第二弾 

▶プレスリリース 【松岡正剛のイシス編集学校】スペシャル読書コース「芥川賞作家 村田沙耶香を読む」を2022年11月に開講 (PR TIMESへ)

 

 

2022年11月12日(土) Hyper Editing Platform AIDAシーズン3 第二講

10月15日からスタートしたHyper Editing Platform AIDAシーズン3の第二講を開催。詳細はプレスリリースに概要を記載、ご参照を。

 

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プレスリリース 次世代リーダーのためのリベラルアーツ・プラットフォーム「Hyper-Editing Platform[AIDA]」シーズン3開幕。テーマは「日本語としるしのAIDA」。日本語がもつ思考、発想、価値観と、その表現について考える。(PR TIMESへ)

 

 

2022年11月19日(土) 第80回 感門之盟開催 

2022年6月11日に開院した第15期離の修了式(感門之盟)が行われる。

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2022年11月20日(日) AT賞選評会議

[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議が行われる。

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2022年11月23日(水・祝) 目次読書ワークショップ共読online

イシス編集学校 校長松岡正剛直伝の「目次読書」に「マーキング読書」も加味したスペシャル・カリキュラム。[多読ジム] 参加メンバーのためのグループレッスンとして始まったものだが、未体験の方にもご参加いただけるようにいたしました。 

※お申込はこちら

関連情報 たった1時間で新書1冊が読める!目次読書ワークショップが始動。初回、大盛況。

 

 2022年11月26日(土) 49[破] 伝習座

49[破]指導陣が集合して行う研鑽の機会である伝習座を実施。

関連情報 図像編集への挑戦-49[破]第1回伝習座 ビジュアルクロニクル講義

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2022年11月27日(日) 輪読座

今期は三浦梅園を取りあげる。第二回は、”『玄語 1』【本宗】:「侌易」「天地」を読む”がテーマ。

輪読座は、今からでも途中参加が可能です。ご参加希望の方はお問い合わせください。

※詳細・お申し込みはこちら 

▶ 関連情報 【受付開始】10/30〜輪読座「三浦梅園『玄語』を読む」情報公開&申込受付中! 

 

 


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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。