「指南って、対話による意味の発見!」エディットツアー@指南モドキは楽しい

2022/02/20(日)16:38
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林朝恵花目付の進行で、尾島可奈子錬成師範、中村麻人花伝師範、深谷もと佳花目付が、指南の面白さを探訪する「エディットツアー@花伝篇」を開催。この春デビューする4人の新師範代(古谷奈々さん、宮坂由香さん、古澤正三さん、寺田悠人さん)がグループワークを先導、受講生23名を乗せたバスは稽古岬をめぐり、いにしえ回答の面影を探しては交わしながら、“ 指南擬き ”を楽しんだ。

「型」を遊び尽くす編集稽古、イシスのユニークネスは、“そこに師範代がいる ”ってこと。師範代のメソッド5Mは、教室に意味のコミュニティを興す、エディティングキャラクターの虎の巻だ。

 

 

第37回ISIS花伝所は5/14開講です!

編集コーチにチャレンジ、イシス編集道への旅支度、はじめてみませんか?

 

<関連リンク>

Archive】花伝式目奥義伝★深谷もと佳の花のカクシン

 

※花伝所参考記事 〜入伝式前にどうぞ〜

私と世界がつながる方法 36[花]入伝式 10shot

世阿弥にまねぶ「かまえ」と「はこび」 松岡校長メッセージ【36[花]入伝式】

指南と土曜のお出かけと。話し放たれ36[花]始動 【花伝ガイダンス】

「夜学」からなぜハックの冒険へ? 10の千夜で、編集工学の本来と将来を読む【36[花]師範エディション】

 

  • 田中晶子

    徹夜明けのスタッフに味噌汁を、停滞した会議に和菓子を。そこにはいつも微笑むイシス一やさしい花伝所長の姿があった。太極拳に義太夫と編集道と稽古道の精進に余念がない。

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  • 週刊花目付

    【Archive】花伝式目奥義伝★深谷もと佳の花のカクシン

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コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。